夢と冒険とロマン

アクセスカウンタ

zoom RSS サーキットを走りたかった

<<   作成日時 : 2007/11/29 16:22   >>

トラックバック 0 / コメント 8

 「こんなふうに、ブログ書いたりすることも、できなかったかもしれないし、他人のブログに、いい加減なコメント(おい、こら!)を書く楽しみも味わえなかったかもしれない・・・。」

画像

         サーキット帰り(自走←違反です)

 現在は、事情があってオートバイを降りている僕ですが、17年に及ぶライダー人生の中で、一つだけ悔いがあります。

 それは、“サーキットを思いっきり走りたかった”ということ。

 実際、サーキットは2回ほど走ったことがあります。1回は、カワサキのイベントで、もう1回は、サーキットライセンス取得後のスポーツ走行で。

 だけど、正直言って、それらは走ったとは言えないようなものでした。リミッターをカット(速度制限機能を無効にし、無制限にスピ−ドが出るようにすること)した、「ホンダNSR250R」という強力な相棒がありながらです。

 富士スピードウエイというサーキットを、走ったのですが、公道とはまったく違う環境にすっかりビビッてしまい、思うようにスピードが出せませんでした。

 なにしろ、公道での走行とは、まるでスケールが違うのです。愛車のブレーキが、どの程度効いてくれるのか、フレームがどのくらいの加重に耐えられるのか、タイヤやサスはどうか、など見当がつかなかったのです。

 それに着ている皮ツナギも、転倒・滑走という事態に耐えられるようなしろものではありませんでした。

 しかし、それよりも何よりも問題だったのは、ライダーである僕自身の技量です。

 サーキット初体験で、富士スピードウエイという高速コース。このサーキットは、どちらかというと四輪向きで、全体として直線的、コーナーの数も少なく、Rも大きい。鈴鹿などのテクニカルなコースに比べて、スピードが出る分重大事故も多いのです。峠をちょろちょろと走っていた程度の、僕の技量なんかじゃまったく通用しません。

 初回だけでなく、2回目の走行でも、ちゃんとした走りができませんでした。風がけっこう強くてオートバイがゆすぶられたんです(遅いからだカメ!)。

 それでも、僕は経験上、“この種のことは慣れだ”とわかっているので、続けてさえいれば、ある程度の走りはできるようになっただろうという、自信はあります。

 だが、諸々の事情によって、それはかなわなかったのです。

 その事情とは、次のようなものです。

 そもそも、サーキットにおけるスポーツ走行(僕のように、サーキットライセンスのみ所有する者が対象)は、月に1回か、2回行われる“抽選”に当たった者のみにしか許されません。

 運よく抽選に当たったとしても、走行日は平日に限られ、しかも時間は早朝(7時頃)。自宅から同サーキットまでの距離を考えても、この時間までに行くのはしんどいです。

 また、自走(サーキットを走行するための車両で、自宅等からサーキットまでの行き来をすること)は原則禁止。参加者は、トランスポーターと呼ばれる、ワゴン車等の運搬用車両で、走行車両をサーキットまで持ち込まなければなりません。

 さらに、単独での参加も禁止。事故発生時などに、入院手続きなどを行う者が必要だというのが、その理由です。

 そのほかに、金銭面でも問題がありました。それは、本格的な走りをするようになれば、タイヤは、1回走っただけで交換しなければならず、その他もろもろのメンテナンスに、けっこうなお金がかかるからです。

 これらの問題は、とても、一貧乏サラリーマンが、解決のできるようなものではありません。一時は、B級ライセンスを取得したい、なんて思ったこともありましたが、しょせん夢の夢でした。

 あるテレビ番組で、コメンテーターが、峠をサーキット代わりにして、(本人の)死亡事故を多発させている、いわゆる“走り屋”に対し、「サーキットを走ればいい」などと言っているのを聞きました。しかし、そんなのは、現状をまったく知らないやからです。

 こうして、僕の、“サーキットを思いっきり走ってみたい”という夢は、まぼろしとなってしまいました。その不完全燃焼だったという思いは、未だに、僕の中でくすぶり続けています。


 「あ〜あ、あの時の2回の走行、もっとなんとかならなかったのかなあ。」

 「だけどまあ、へたなくせに、“度胸一発”なんて無茶やってたら、今頃どうなってたかわからないしなあ。」

 「こんなふうに、ブログ書いたりすることも、できなかったかもしれないし、他人のブログに、いい加減なコメント(おい、こら!)を書く楽しみも味わえなかったかもしれない・・・。」

 まっ、いいか。(^^)



                                      Copyright

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
私のブログにコメントをありがとうございました。また、前頁ではほめすぎでは(?)と思うほどの言葉で紹介してくださって重ねてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。人は後悔も受け入れながら生活をしていきますね。それが生きることにつながっています^^♪
湖のほとりから・・・
2007/11/30 13:23
 湖さん、やさしいお言葉ありがとうございます。サーキットの件は、命あってのものだねと、あきらめます。生きていればこそ、湖さんのすばらしいブログを、見ることもできるのですから。これからも、湖さんのブログに、(いい加減なのではなく)特上の豪華コメント?をつけさせていただきたいと思います。
 それから、湖さんのブログを目にして以来、自身のブログに、湖さんからコメントをいただくことが、生涯の夢となっていました。今回、コメントをいただいたことで、念願がかない、もう思い残すことはありません(おい、おい ⌒★(+_+))。ありがとうございました。   \(^^)/
旅人
2007/11/30 17:55
サーキット走行は私も憧れていました(^^)何時か… 何て、思って果たせませんでした^^; でも…今チャンスが有っても、尻込みしてダメだな…若い時と違って自分のペース、自分なりの快適なスピードに慣れてしまったから…^^;だから今は仲間と行くツーリングも楽しいけど疲れます^^; 私はメニエルで入院した後喉に林檎位の腫瘍が見つかって、手術しましたが、今は生きてる事で満足です 長くなりましたが…またバイクに乗る時が来たら一緒に走りたいですね(^^)それが夢です(^O^)
アレックス
2007/12/01 04:36
 人はそれぞれ、いろいろ悩みを抱えているものですね。特に健康に関する悩みは、誰にとっても深刻です。自分も健康にはあまり自信がないので、アレックスさんの気持ちはよくわかります。僕がほとんど一人でツーリングに行ってたのも、体力に自信がないために、マイペースで走りたいからでした。
 できれば、また、乗りたいです。僕たちだったらきっと、互いに相手をいたわりあいながらの、楽しい走りができると思います。
旅人
2007/12/01 10:42
今晩は、僕も、オートバイで果たせなかっか事が、レーサーに成りたいと思った時期が有りました。数年前まで、鈴鹿オートバイ8h耐久レースは、毎年見に行きましま。8hの前の4h耐久も大好きでした。又、いつかライダーへ戻りサーキット走りたいです。マイペースで
えめさん
2008/01/25 23:03
 えめさん、サーキット走行は、経済的、時間的余裕がないとむずかしいですが、ライダーなら一度は、限界に挑戦するような走りをしてみたいですよね。まあ、真剣にやってA級ライダー目指すもよし、マイペースで、サーキット走行のイベントに参加するくらいで満足するもよしです。お互い夢だけは持ち続けたいですね。
旅人
2008/01/26 17:00
なるほど。
「公道でとばさず、サーキット走れ、とは無茶だ」というお話が納得です。

あと、うまい方だからこそのサーキットでの夢があるんですね。(もう、雲の上の世界...)

前、筑波サーキットともてぎに観戦にいったとき、サーキットを流れる透明な空気に感動しました。
サーキットはなんだか澄み渡った、ライダーたちの発する清冽な気で満たされてる感じでした。
公道には決してないものですよね。

決してなめてかかってはいけないもの。
あこがれるもの。
野獣のようですね。
サーキット。

私はとろとろショートサーキットを先導付で走る予定です。
こちらの記事とコメントで、気持ちが引き締まりました。


samuel
2008/03/25 10:41
samuelさん、
 たくさんの若者たちが、サーキットを走る機会がないために、峠などで大切な命を落としています。僕も当初は峠を走っていました。サーキット走行は今でもあこがれです。
 サーキット走行をされるsamuelさんがとてもうらやましいです。最初は先導付でも、上達してゆくにしたがって、ステップアップされるようになるかもしれませんね。ちょっとしたきっかけでサーキット走行を始めた女性が、レーサーにまでなった例もありますから。だけど、人とバイクのかかわり方は、人それぞれ。小さなサーキットをのんびり走ったり、ツーリングを楽しんだりするのもいいと思います。
 すくなくとも僕に関しては、後者の方です。
旅人
2008/03/25 13:38

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
サーキットを走りたかった 夢と冒険とロマン/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる