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<<   作成日時 : 2007/12/01 18:41   >>

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 僕の、不思議な実体験に基づく話を聞いてください。

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         愛車、ヤマハFZR250。事故で全損廃車に。

 もう何年も前の話になりますが、僕の勤める会社で、あるイベントをすることになったんです。普段やり慣れない面倒な仕事だったので、「やりたくないなあ」と思っていました。そこで、僕は、あることを夢想したんです。それは、「オートバイに乗ってて事故にでも遭えば、やらなくてすむ」ということでした。

 僕は、ほとんど無意識に、具体的な事故の状況を想定していました。

1.場所は、八王子市の中心部から、中央高速八王子インターに向かう国道16号。そのインターにほど近いところ。

2.事故状況は、左折四輪自動車に巻き込まれて負傷。

3.傷の程度は、腕の骨の骨折くらい。

 と、こんなようなことを夢想していたのですが、一月もしないうちに、これが、そのまんま実際に起こってしまったんです!(僕のタイトル「これって恋?」参照)

 その事故の状況は、次のようなものでした。

 その日僕は、大垂水峠(おおだるみとうげ)の走行を終え、国道16号で、中央高速八王子インター方面に向かって、オートバイを走らせていました。

 16号は、やや渋滞気味で、車は時速20キロ程度の、のろのろ運転状態でした。僕は“スリ抜け”をしようと思い、道路左端の路肩へ出ると、そこを時速40キロくらいで走り始めました。

 しばらく走った時、突然前方に乗用車の左側面が現れました。「左折車だ!」

 次の瞬間、ウインカーも出さずに突然左折してきた、その乗用車の左フェンダー部分に、僕はまともに衝突してしまいました。ブレーキをかけるまもありませんでした。

 僕は数メートル飛ばされました。そして、そこにあったコンビニの、駐車場のコンクリートの上に激突しました。ただ、まともにたたきつけられるということは、ありませんでした。高校時代柔道をやっていたので、無意識に受け身の姿勢をとったのです。

 激突すると、そのまま前方回転の形で、勢いよく転がっていきました。転がりながら前を見ると、そこに、コンビニに荷物を運んできたトラックが見えたんです。

 やばい!止まらなければ!僕は瞬間的に思いました。「このままいけば、あの車の荷台に頭をぶつける!」

 僕は必死で止まろうとしました。しかし、転がる勢いは非常に強く、柔道の受け身も何の役にもたちませんでした。

 それからまもなく、僕は、予想通りそのトラックの荷台に、したたかに頭(後頭部)を打ちつけました。

 打ちつけた瞬間、目の前が真っ暗になりました。脳しんとうを起こしたんでしょう、ほんのちょっとのあいだ、失神状態になりました。

 気がついた時は、左腕にしびれと激痛を感じていました。

 この事故によって僕は、全身打撲、左腕骨折の重傷を負ってしまいました。左脇腹には、直径30センチくらいの青黒いあざができました。

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 事故った時のメット&ギプス。このメットのおかげで、今生きている。命の恩人。思い出の品。僕の宝物?        

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         右側頭部のキズ。

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         前頭部のキズ。

 事故後、病院での診察と警察による聴取のあと、僕はタクシーで自宅に帰りました。医師からは、「入院するか?」と聞かれたのですが、家族を心配させたくなかったので、断ったんです。また、この日は金曜日だったんですが、月曜日には普段通り会社にいきました。左腕を吊って。こんなことで休んだら、何を言われるかわかりませんから。

 事故の相手は若者で、車でコンビニの駐車場に入ろうとするところでした。

 そのコンビニの手前には、隣との境をなすコンクリートの塀があり、コンビニそのものは、駐車場の奥に引っ込んでいるので、所在がわかりにくいんです。そのため、その乗用車は、その場所を通り過ぎそうになって、安全確認もせずにあわてて左折したようです。

 まあ、事故の顛末はおおよそこんなようなものですが、前述のように、この事故は、僕が事前に夢想したのと、寸分違わぬ形で起きてしまいました。不思議と言えば不思議な話です。

 これも仕事をさぼろうなんて、よくない考えを起こしたため、バチが当たったんだろうと思っています。

            *        *        *

 このことがあってから、僕はある考えを抱くようになりました。

 それは、事故の際、ほんの少しのあいだ気を失ったことによるものです。

 すなわち、あのまま意識を取り戻さずに死んでしまったら、そういう死に方だったとすれば、こんなに楽なものはない、というものです。(不謹慎な言葉です。お許しください。)

 それ以来僕は、“死ぬんだったら絶対事故死がいい”なんて、思い込んでしまいました。(同上)

 しかし、最近起きたまだ記憶に新しい、ある有名オートバイレーサーの事故に関する報道で、そうとも言えないことを知りました。(亡くなられたAさんのご冥福を、心よりお祈り申しあげます。)

 この事件によって、それまでの僕の考えは、変わりました。と同時に、そんな考えをもつこと自体、不健全なことであり、不謹慎であると思うようになりました。事故を望んでいるとか、事故で亡くなった方をうらやんでいるとか、そんなふうに受け取られかねない、また、人の死というものを軽く見ていると思われかねない、そんなような愚かなことを僕は言っていたのです。まったく、あさはかというよりほかありません。

            *        *        *

 長いことダラダラとまとまりのない話をしてしまいましたが、最後に次のようにしめくくりたいと思います。

 みなさん、交通事故には気をつけてください。事故を起こす人も、被害を被る人も、その直前まで、まさか自分が事故に巻き込まれるなんて、想像もしていないのです。

 事故は一瞬にして起こりますが、普段の心がけ次第で、ある程度防ぐことも可能です。


 それではみなさん、みなさんにとって、明日がよい日でありますように。

 Be Happy!



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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
不思議な体験ですね…K子先生から聞いた話しですが思う力!って言うのかな…オーラの白い人は、思う事でエネルギーを与えてしまい、実際にそうなる事が有るそうです。イメージが膨らみそれを引き寄せる…見たいな。旅人さんのは正にそれでは無いですかね…良い事いっぱい考えましょうよ(^^)私も白いオーラの一人ですから(^^;
アレックス
2007/12/02 06:54
 そうですね。悪いこと考えると、本当に悪い方にいっちゃうのかもしれませんね。僕は、言葉こそ威勢がいいんですが、内面は自己否定のかたまりなんで、ポジティブな発想はしにくいタイプなんです。だけど、ここは、アレックスさんや、K子先生をみならって、前向きになるよう努力します。\(^^)/
旅人
2007/12/02 09:47
考えていたことがそのまま起きてしまうことがありますね。願いが叶うというか・・・。思いは形になると聞いた事がありますよ。今では、良いことをいっぱい想像するようにしています^^♪それにしても命に関わるような事故じゃなくてホッとしました。こうしてブログで行き来することもできませんでしたね。
湖のほとりから・・・
2007/12/02 18:27
 湖さん、遠いところをありがとうございます。湖さんの写真に出会った時、なぜか“生きててよかった”という気持ちになりました。おっしゃるとおり、これからは良いことを想像し、発想を前向きにするよう努力したいと思います。ありがとうございました。
旅人
2007/12/02 19:50
大垂水峠の辺りはいつも私の通る道です。
私の住んでいる藤野から八王子へ向かうには高速に乗るか、峠の道を行くかになります。
紅葉の季節は峠の道は美しく時間がかかってもそちらを抜けてゆきます。
時々事故に出会うこともあり、ドキッとします。どうかくれぐれもお気をつけて楽しいオートバイライフを・・・
komichi
2007/12/05 01:06
 komichiさん、コメントありがとうございます。僕は今、高齢の母の面倒を看る身なので、ドライブもままなりません。しかし、お墓が高尾にあるので、年2回、春と秋には、墓参りのついでに、津久井湖の桜を見物したり、相模湖周辺をドライブしたりしています。
 相模湖をめぐる地域は、僕にとっていわば聖地です。今までにも、自身のブログのタイトル「やまゆり」や「大垂水峠、ある男の思い」などで、当地の魅力ある自然をアピールしてきました。これからも、おりにふれて、派手さはないけれど、素朴で、心癒やされる、この地の豊かな自然を、紹介していきたいと思います。
旅人
2007/12/05 19:53
こんにちは、よっちです!

この記事、読んでて寒気がしちゃいました。

「苦しむならひとおもいに」
って考えの方もいますよね。

でも、それで残される人とかもいるし、
「事故は絶対に遭わない・起こさない!」
って意気込みも大事なのかなーと
最近考えてました。

でも鮮明に記憶が残ってるんですね。
自分はバイクの後輪すべってから
記憶飛んじゃったみたいです…

これがいいのか悪いのか…


よっち
2008/04/04 19:30
 よっちさんこんばんわ。コメントありがとうございます。今、僕から1メートル離れたところに、事故った時にかぶっていた、左側頭部に傷のついたヘルメットと、左腕のギプスがころがっています。記念にとっておいたんですが、今じゃ僕の宝物?です。←というのは冗談ですが、なにか捨てられなくて・・・。(^^;)僕の場合、事故前より事故後の方が、運転がより過激になってしまいました。バイクに対する思いがそれだけ強いのか、こりないヤツ(単なるバカという説も)なのかわかりませんが。

 よっちさんが、
>>事故は絶対に遭わない・起こさない!
 という固い決意をされているなら、なにも恐かったことをいつまでも憶えている必要なんて、まったくないと思います。記憶が飛んだのは、一種の“自己防衛本能のなせるわざ”でしょう。おそらく、そんなことをいつまでも憶えていたら、気持ちが委縮してしまって、楽しいバイクライフをおくることができなかったのではないでしょうか。

 それから、
 “苦しむならひとおもいに”
 というのは、おっしゃるようにある意味自分本位な考え方なのかもしれませんね。
旅人
2008/04/04 23:20
ご無事で何よりです。
不思議な体験ですね。私も事故で単車を廃車にしたことありますが、体は無傷でした。
そっからは、一度死んだと思って何でもチャレンジしていこう、後悔の無い様生きよう、と思って今日に至ります。
被害者にも、加害者にもならないよう、
日々気を付けたいですね。
まだまだ
2008/04/05 00:48
 まだまださん、コメントありがとうございます。

 まだまださんの、

>>そっからは、一度死んだと思って何でもチャレンジしていこう、後悔の無い様生きよう、と思って今日に至ります。

 というお言葉、見事です。
 負の体験もポジティブにとらえなおして、それを人生のプラス材料に変えていくなんて、なかなかできることじゃありません。

 事故に巻き込まれながら、そのあともっと過激な走りをするようになってしまった自分が、まったくもって恥ずかしいです。

 おっしゃるように、事故を起こさないよう気をつけて、他人様の迷惑とならないようなマナーのよい走りを、心がけなければいけませんね。 
旅人
2008/04/05 01:42
こんにちわ。
とても不思議な体験をされたんですね。
でもご無事で本当に良かった。
あたしはバイク初心者だということや、大切な人を交通事故で亡くしているので、車でもバイクでも安全運転には心がけています。
恐いのでスリ抜けなどが出来ません。。。
車もバイクも、ムリの無い運転で楽しめたらいいですよね。
まる香
2008/04/06 21:24
 まる香さん、コメントありがとうございます。
 おっしゃるとおりバイクのようにリスクの高い乗り物に乗っている時は、無理は禁物ですね。それぞれが、自分にあった運転をすればいいと思います。
 まる香さんは、大切な方を事故でなくされているとのこと。事情はわかりませんが、きっと心に深い傷を負われていると思います。そのような痛ましい思い出は、簡単には忘れられませんよね。しばらくは時の流れに身をまかせて、時間が解決してくれるのを待つしかないと思います。
 ただ、気分の落ち込みがバイクの運転に影響しないようにしてください。
 バイクは乗り手の心理に敏感に反応しますからね。
 バイクは楽しい気持ちで運転したいものです。

 今年は、まる香さんにいっぱいよいことがありますように。 Be Happy!

 
旅人
2008/04/07 00:01
ご訪問ありがとうございました。こういう不思議なことってあると思います。ばるこも事故る1個手前の信号で止まったとき。なんとなく目に入ったのが「ON/OFF」のスイッチ。
「あ。。事故ったときはこれをOFFにするんだったな・・」なんてふと思い。。その次の信号で本当に事故ってしまいました。もちろんすぐに立ち上がりスイッチをOFFにしました。OFFにしなかったらそのまま突っ込んだ彼氏のバイクをばるこのバイクが押し続けて危ないところでした・・・

事故るときは何かその前にサインがあるんだと思います。これからもお互い事故には気をつけましょうね!
ばるこ
2008/04/08 18:03
 ばるこさん、コメントありがとうございます。
 おっしゃるように不思議なことってありますね。いわゆる“虫の知らせ”的なもの。
 ばるこさんは、そのおかげで彼氏を事故に巻き込まなくてすんだのですから、それは何者かが、ばるこさんを守ってくれたんだと思います。きっと、ばるこさんの日頃の行いがよいので、助けてくれたのでしょう。
 (僕の場合は、不純な考えが災いしてひどいめにあったんですけど。)
 ばるこさんは、今回の事故の原因を冷静に分析されて、反省すべきところは反省し、今後のライディングに生かそうとされているようなので、もう二度とこの種の事故に巻き込まれることはないと思います。
 (僕の場合は、反省するどころか、もっとアブナイ走りをするようになっちゃいましたが。)
 とにかく、事故って当事者それぞれがつらい思いをしなきゃならないし、周囲にも迷惑かけるし、後始末が大変だし・・・、もう二度と起こしたくないです。走行中は、細心の注意をはらい、リスクの少ない運転をするよう心がけたいものですね。
旅人
2008/04/08 19:45
訪問&コメントありがとうございます。
やっぱりまずは安全第一で、バイクライフを送りたいとココロから思います。
ヤマドリ☆シマ
2008/04/08 21:41
 ヤマドリ☆シマさん、コメントありがとうございます。
 おっしゃるとおりですね。運転に慣れてくると、あれもしたいこれもしたいと、いろいろ欲が出てきて、つい一番大事なことを忘れがちになっちゃうんですね。
 遠くに行くのもけっこう、速く走るのもけっこう、コーナリングのテクをみがくのもけっこうだけど、基本は安全に走ることです。
 みなが、常にこの原点に立ち返って、自分の走りをチェックする習慣をつければ、きっと事故は減らせると思います。
旅人
2008/04/09 01:04

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