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zoom RSS わが家の庭今昔

<<   作成日時 : 2009/05/22 02:20   >>

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 容赦なく生えてくる雑草。思うようにならない除草。荒れ果てた庭をながめながら、僕はかつて美しかった、母の愛した庭を思い出していた。


 庭の草がひどい状態だ。

 下の画像はわが家の庭の様子だが、

 東西南北まんべんなく草ぼうぼう。 (^^;)

画像

       家の東側。

画像

       家の南側。

画像

       家の西側。

画像

 家の北側。写真では狭く見えるかもしれないけど、とにかくウチは隣近所と比較しても、草の生える場所の面積がやたらと広いんだよね。

 昨年9月末から10月まで、

 1ヵ月近くかけて草とりをした時、

 腰を傷めてしまい、

 その後5ヵ月あまりも腰痛に苦しんだ。

 整形外科で痛み止めをもらったのだが、

 ずっと使い続けるわけにもいかず、

 長いあいだ痛みに耐えてきた。

 今年3月になって、ようやくおさまってきたが、

 一時はどうなることかと思った。

 腰痛がきっかけで寝たきりになった母(昨年8月死去)のように、

 自分も寝たきりになってしまうのかと、

 本気で心配するほどだった。


 その経験から、草とりはもう無理だと思っていた。

 冬のあいだは出ないので安心なのだが、

 春になって草が出始めたらどうしようと、

 ずっと怖れてきた。


 そして今、冒頭で述べたような具合になってしまった。

 みっともないし、近所迷惑にもなるので、

 4月末に思いきって草とりをしてみた。

 そしたら案の定、

 翌日から腰が痛くなってきて、

 それが何日も続いた。

 “やっぱり、ダメか”

 落胆を禁じ得なかった。


 母は生前、

 毎朝5時起きして草とりをしていた。

 母は長く腰痛に苦しんでいたのだが、

 それでも無理してやってくれていたのだ。

 草とりさえしなかったら、

 母の腰痛もあれほど悪化せず、

 寝たきりにもならなかったかもしれない。

 母が、寝たきりになったとたん、

 急激に体調が悪化して、

 結局、それから半年後に亡くなってしまったことを考えると、

 母は、“雑草”と“腰”に殺されたと言っても過言ではないだろう。

 手伝ってあげたかったのだけど、

 僕も腰痛もちだったので・・・

 僕が動けなくなっちゃうと、

 もっと困ったことになっちゃうので・・・


 ネットで除草剤のことも調べてみたのだが、

 除草剤は殺虫剤などと違って、

 人畜への毒性も強いし、

 扱いもかなりむずかしいようだ。


 除草剤の説明書いわく、

 “何アールあたり何ccを何倍に薄めて・・・

 “1年草にはこの倍率で薄め・・・

 “多年草にはこの倍率で・・・

 “この草にはこの倍率・・・

 “あの草にはあの倍率・・・

 “芝生の中に生えてるものには・・・

 “草の草にはなんたら・・・

 “草の木にはかんたら・・・


 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 。


 わかるかっ!そんなもんっ! ヾ(`д´)ノノ

 俺はプロじゃないんだっ!

 農家や園芸業者じゃないんだよっ!!



 業者に金払って草とりしてもらっても、

 1週間もすればまた生えてきちゃうし。

 そうかと言って、

 雑草のために、

 思い出いっぱいのこの家を売って、

 アパートに引っ越すわけにもいかないし。

 
 草、

 どうしよう・・・・・ (T_T)



 ・・・と、

 途方にくれていた自分だったが、

 5月に入ってますますひどくなる庭の様子を見て、

 いたたまれなくなり、

 また、草とりを始めることにした。

 ただし、今度はしゃがまずに、

 立ったまま、腰を曲げた状態でとることにした。

 母はそうしていたし、

 近所のお年寄りたちもそうしているのを知っていたのだが、

 腰を曲げて行う作業方法は、

 よけい腰に負担がかかるように思えて、

 二の足を踏んでいたのだ。

 しかし、せっぱつまっていた僕は、

 ダメモトで試してみることにした。


 ということで、

 いざ実際にやってみると、

 あまり苦痛を感じずに作業をすることができた。

 2日間で、

 45リットルの大袋に2袋半ばかりの草をとった。

 かなりの重労働だったのだが、

 それから数日たっても、腰の痛みはでなかった。

 やっぱり、しゃがまないこの方法だと、

 腰が痛くならないのだろうか?

 それなら助かるのだが・・・

            *        *        *

 母が元気な頃と較べて、

 わが家の庭もずいぶんとさま変わりしてしまった。

 かつて、庭には花が咲き乱れ、

 いくつも並んだ植木鉢やプランターにも、

 花があふれていたものだった。

 ところが、

 今では庭は草ぼうぼうで、

 以前から植わっていた草花も、

 一応花はつけているが、

 ぶかっこうで元気がない。

 とっくに枯れてしまった草花が放置されたまま、

 植木鉢やプランターが、

 あちらこちらにころがっている。


 こんな光景を母が見たら・・・

 さぞ嘆くだろうな。

画像

 玄関前の鉢植えやプランター。2002年4月撮影。クレマチスは、前年の母の日に僕が母にプレゼントしたもの。

画像

       家の東側。1991年4月撮影。

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 車庫。当時の旅人の愛車、ヤマハFZR250と姪の自転車。1991年4月撮影。ちなみにこのオートバイは、4ヵ月後の8月に事故で廃車になってしまった。

画像

 家の南側。つつじや十二単(じゅうにひとえ)、都わすれなどが、今を盛りと咲き誇っている。1991年4月撮影。

画像

 家の北側。一面に咲いているのは、すみれの花。小さいので、画像をクリックして拡大して見て。2002年4月撮影。


    この殺風景な庭は、

    荒れ果てた俺の心。

    かつての華やかな庭園は、

    純粋で神々(こうごう)しい、

    母の愛の心。



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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
お母さん、お花がお好きだったのですね。
私もお花を見るのも育てるのも好きです。
我が家の庭は猫の額ほどもない狭い庭ですが、それでもお手入れは大変です。
長きにわたり、私がやってきたので、家族は草取りなどしたことがないです。
私は最近は一度に狭くても出来ないので、少ししてはまた次回、という具合で草取りはやってます。
広いと大変ですよね。
今は無害という除草剤も市販されています。
但し、植えてある残しておきたい植物もかれることが有ります。
腰、悪くなると大変ですから除草剤がいいかも?ですよ、と思いました。

写真の数々、お花、綺麗ですね。
ビオラ
2009/05/22 17:59
 ビオラさん、こんばんわ。

 母は花が大好きでした。
 僕は母を、車で花屋さんや園芸店によく連れて行ってあげました。
 母はそこで、いろんな植木を買ってきては、庭やプランターなどに植えていました。
 母にとっては、それが生き甲斐になっているようでした。
 僕は、そんな母を見ている時が一番幸せでした。
 もともと植物については、知識も興味もなかった僕ですが、そんな母の影響で花が大好きになりました。

 僕にとって、花は母そのものです。
 だから花を見ると、
 ちょっぴり淋しくなります。

 草とり、できるだけがんばります。
 ビオラさんも花がお好きだと聞き、とてもうれしかったです。
旅人
2009/05/23 01:44
旅人さん、コンニチワ!
庭の草むしり・・大変ですね〜。特に春先から夏にかけては雑草天国ですものね。
体力を使うだけに、我が家の虫嫌いの比ではないとお察しします。(笑)
それにしても、以前の「旅人家」のお庭の美しさといったら・・思わず画像を拡大して見とれてしまいました。
お母様が如何にお花が好きで、家庭を慈しみ、骨身を削られていたか、写真を拝見しただけでよく分かります。
同時に、今の旅人さんにとっては、切なさだけが募る酷な風景であることも・・。
腰痛の持病を抱えての草むしり、「どうか無理をなさらず少しずつ・・」と言いたいところですが・・
時節柄、やっと終わったと思ったら、もう最初の場所が元に戻っていたりしてね。(笑)
でも本当に無理をなさらずに・・。
夢見る引きこもり☆
2009/05/23 13:30
 夢見る引きこもり☆さん、こんばんわ。

 母の庭を褒めていただきありがとうございます。
 おっしゃるように、かつての庭の美しさは母の努力の賜です。その庭は残っているのに、肝心の母がいないという現状は、僕にとって受け入れがたいものがあります。
 日本でも、その庭がテレビで紹介され有名になった、ガーデニングの権威、ターシャ・テューダーが昨年亡くなりました。その後、彼女の番組を制作してきたテレビスタッフが、ターシャ宅を訪れ、庭造りをいつも手伝ってきた彼女の孫とそのガールフレンドに行ったインタビューはとても印象的でした。
 彼ら(孫とそのガールフレンド)は、“少し前まで元気に動いていたターシャが、今はいないなんて受け入れられない”と、涙ながらに語っていました。
 僕も同じ心境です。
旅人
2009/05/23 19:18
お母さん、綺麗に庭の手入れをしていたんですね。
雑草はどんどん生えてくるし
マメに手入れをしないと、なかなかこうは行きませんよね。
仕事もしてるんだし、その上腰痛だもんね。
維持をするって大変だよね。
奥さんをもらうのが一番なのかもよ(^^)
月子
URL
2009/05/25 16:49
 月子さん、こんばんわ。

 僕は母の手伝いをほとんどしていなかったので、母の生前、庭に草があまり生えていないのを見て、“ウチは土の質が悪いせいか、草も生えない”なんて思ったものでした。
 しかし今は、母が血のにじむような努力で、庭をきれいな状態に保ってきたことがよくわかったので、自らの親不孝を痛感しています。

 草とりについては、しゃがまずに立ったまま腰を曲げた状態で作業すると、腰が痛くならないような感じなので、その方法で続けていきたいと思っています。

 お嫁さんですか?
 月子さんのように、
 明るくて、元気で、頭も性格もよくて、
 働き者で、おまけに美人というような人がいたら、
 ぜひ、結婚したいですね。(^^)

 ・・・て、
 “ぜいたく言うな!”って言われますよね。

 ということで、
 条件はただ一つ、
 “♀であること。”(爆)
旅人
2009/05/25 19:32


そーそー!!!

草取りって、なめてかかると
大変な目に遭いますよね!!

ウチの祖母も張り切って草取りして
数日寝込んだ事ありますよ(T_T)





って、貴婦人様を
必死に口説いてるんですけど(爆)


条件的には
私も該当して…




ないかwww



よっち
2009/05/28 12:44
 よっちさん、こんばんわ。

 草とりに限らず、ある程度の年齢になったら、慣れないことをする時は注意した方がいいですね。傷めると長引いちゃいますから。

 ありがとうございます!
 月子さんは理想のタイプです。
 ぜひ話を進めてください。(^^)

 ・・・て、
 月子さん、旦那さんいませんでしたっけ?
 確か約1名いらしたような・・・


 よかった!
 よっちさんも、やっと僕が♂ダメだってこと理解してくださったんですね。
 ところで、
 よっちさん恋人いますよね。( ̄一 ̄)ニヤリ
 ブログ公認の。
 あの方、♀に転換するんですか?
 それとも♂同士で?

 よっちさんファンには独り者もけっこう多いんで、
 これからもキューピッド役をかってでて、
 よその家を引っかきまわしてください。(爆)
旅人
2009/05/28 17:44

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