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zoom RSS ある事件に思う

<<   作成日時 : 2010/05/17 22:40   >>

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偶然、ある事件の現場に遭遇し、強いインパクトを受けたため、予定を変更してこのブログをUPしました。

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       2年前の4月末に、わが家の庭に咲いたクレマチスです。

先日、たまたま車で走っていたら、

テレビ局の中継車らしきものが目に入りました。

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車を停めて降りてみると、

上空には何機かのヘリコプターが。

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何か事件が起きたようです。

そこは、某中学校の前でした。

僕は、学校の敷地に沿って少し歩いてみました。

すると、数人のテレビ局の取材クルーが、

校内に向けてテレビカメラを構えていました。

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校内には、何台かのパトカーと、

大勢の警察官の姿が見えます。

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 写真ではわかりませんが、多くの警察官が建物の中にいるのが確認できました。

“何があったんだろう?”

気になりましたが、

僕は、まもなくその場をあとにしました。


翌日、何気なくテレビを見ていると、

偶然、ニュースで、

校舎の3階から落ちて重体だった中学校の女子生徒が、

死亡したというニュースが流れてきました。

校名は、昨日のあの中学校と同じでした・・・


報道によると、

彼女は、12才の中学1年生で、

彼女の机の中には、

遺書のようなメモが残されていたとのことでした。

なんでも、

その日、彼女は何かの集まりに遅刻して、

教師から注意を受けたそうです。

原因はともあれ、

状況から判断して、

彼女は自殺したとみて間違いないでしょう。


“あの時、そんなことが起きていたのか・・・”

僕は、彼女の年齢を聞き、

そのあまりの若さにショックを受けました。

どおりで、

警官や婦人警官たちも沈痛な面持ちをしていたわけです。


僕は自殺という行為については、

必ずしも全面的に否定するという立場はとっていないのですが、

それでも、

このように、未来にいろいろな可能性を秘めた若い人の命が、

無残に失われていくなどということは、

決してあってはならないことであり、

極めて傷ましいことだと思っています。


おそらく本人にとっては、

何か死にたくなるようなわけがあったのでしょう。

しかし、そのわけというのは、

ひとつのことではないと思います。

例えきっかけはひとつのことであったとしても、

実際、そこにいたるまでには、

さまざまな要因が、

時間をかけて積み重なってきているのだと思います。


僕は、そもそも自殺をされる方というのは、

長い時間をかけて徐々に追い詰められていき、

少しずつ生きる力を奪われていって、

最後には、ほんのささいなことがきっかけで、

行為に及んでしまうと考えているのです。


自殺者が年間3万人を越えるという自殺大国日本ですが、

ひとりひとりが相手を思いやる心をもって、

互いに接するようにすれば、

また、それぞれが他人に関心をもち、

目を見つめ合いながら話をするようにすれば、

多くの場合自殺の遠因になるとも言われている、

当人の孤独感や疎外感を、

多少なりともやわらげることができるのではないでしょうか。


このようなことが起こるたびに必ず言われることなのですが、

周囲の方々が、

当人の心の変化に気づいてあげられなかったものかと思うと、

残念でなりません。

そういう意味でも、

愛するわが子を失ったご家族の無念さは、

察してあまりあるものがあります。


僕は、

“冥福を祈る”という言葉が使えません。

というより、

そんな言葉は使いたくないんです。

そんな紋切り型の言葉で、

このような悲しい出来事を片付けたくないんです。


僕は、

若くして亡くなった彼女のことを思うと、

ただただ、悲しいばかりです。

そして、ご家族の心境を思うと、

やるせない気持ちです。

            *        *        *

この事件については、

学校側の記者会見も開かれたのですが、

テレビ局が1社、

事件の概要と死亡の事実だけを簡単に伝え、

新聞がローカル面で、

事実関係だけを機械的に報じただけなので、

背景などの詳しいことはいっさいわかりません。

ご家族の気持ちを思うと、

そっとしておいてあげたいという思いもあるのですが、

事件は、学校という公の場で起こったことでもあり、

何が原因だったのかを、

はっきりさせる必要があるのではないかと思うのです。

何か学校に問題があったのなら、

それを明らかにして、

正すべきは正さなければならないし。

再びこのような悲劇を繰り返さないためにも、

真相の究明は大事だと思います。

本人の死を無駄にしないためにも。


最後に、

冒頭の写真の花、クレマチスを、

亡き人の魂に捧げます。


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