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zoom RSS ストップ・ザ・スリ抜け?!

<<   作成日時 : 2010/06/18 00:30   >>

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僕はオートバイに迫りつつある危機について、これまでブログで何度か警鐘を鳴らしてきましたが、もういい加減疲れました。しかし、僕が書かないと誰も書く人がいないと思うので、能力不足に苦しみつつもなんとか記事を書きあげました。


5月16日にその前を通った時、

駐車場の入口にロープが張られ、

閉店しているように見えた旭山ドライブイン。

だいぶごぶさたしてしまいましたが、

僕が走り屋だった20年前以来、

そこのおじちゃんおばちゃんとは懇意にしていたので、

気になって行ってみることにしました。


ということで、

6月12日・土曜日の午後、

自宅を出発。

中央高速の調布インターに行くため、

国道20号線に出ると、

いつものように渋滞していました。

そこで、こちらもいつものようにスリ抜け開始です。

信号待ちで並んだ車の右わきを、

車線のあいだの線が白い色だったので、

右折車線側からスリ抜けして直進車線の先頭に出ました。


しばらくすると信号が青に変わったので、

僕がそのままスタートすると、


ピーッ!、ピーッ!、ピーッ!!


と、けたたましい笛の音が・・・

なんだろうと思って振り返ると、

1人の警官が必死になってこちらに向かって走ってきます。


ま、まさか、

えっ、オレ?!



僕は左に寄って止まり、

そのまま警官の指示で脇道に入りました。

今までこのようなスリ抜けは、

警官の目の前でも何度もやっていたし、

もちろん捕まったこともなかったので、

何で止められたのかまったくわかりませんでした。

警官は、まだ若い、

二十歳そこそこくらいに見える若者でした。

彼の説明では、

右折車線から直進したための、

通行区分違反ということでしたが、

こちらとしては、

車線のあいだの線は白だったし、

あくまでも直進車線から直進したので、

どうしても納得がいきません。

それで、その場で食い下がって、

30分くらい、

自分のどこが悪かったのか、

どうすれば違反にならなかったのか、

いろいろなケースについての例をあげながら、

詳しい説明を求めました。

僕としては、

違反点数にはまだ余裕があったし、

6千円の罰金は確かに痛いのですが、

それもやむをえないと思っていたので、

検挙そのものについては、

最初から応じるつもりだったのですが、

なにしろ、これからのこともあるので、

そのへんは、しっかり確認しておきたいと思ったのです。

しかし、警官の説明ははっきりしなくて、

いまいちよく理解できませんでした。

それでも、

とにかく、その場は相手の要求に応じて、

サインをし、拇印を押して手続きは終了しました。

画像


で、このこと事態については、

先に述べたように、

僕にとってどうってことないことだったんです。

しかし、警官とのやりとりや、

この日の取締りの状況から、

僕はある重大なことに気づいてしまったんです。

そして、それによって、

僕は、愕然とし、

絶望的な気持ちになってしまいました。


その重大なこととは、

こういうことなのです。

すなわち、


オートバイには絶対にスリ抜けをさせない


という、

当局の強い意志です。


今回、僕が捕まった時は、

交番の警官を総動員して、

スリ抜けするオートバイだけを対象に、

徹底した取締りをやっていたんです。


そういえば、

最近、スリ抜けしないで、

渋滞する車のあいだでジッとしているオートバイを、

頻繁に見かけました。

どうしてなんだろうと疑問に思っていたんですが、

こういうことだったんですね。

これじゃあ、

とてもじゃないけどスリ抜けなんてできません。

点数があっというまになくなってしまいます。


最近、

僕の知っている範囲で、

東京、神奈川の路線バスの後部に、

白バイの画像がペイントされていて、

そこに、


NO!!オートバイのすり抜け走行


と書かれているのをよく目にしていました。


でも、そんなのハッタリだと思っていました。

まさか、実際にそんな無茶をやるなんて、

思ってもいませんでした。

しかし、自分甘かったようです。

ヤツラ本気です。

本気でオートバイから、

スリ抜けという便利な機能を奪うつもりです。



今回、警官と話をして、

いろいろなことがわかってきました。

通行区分違反を厳格に適用するのはもちろん、

割り込み違反なる聞き慣れない罰則を、

どんどん適用していくつもりらしいのです。

割り込み違反というのは、

文字通り、2台の車の前後の間にあるスペースに入った時、

適用される罰則のことです。

しかし、これが実にあいまいなんです。

警官に問いただしても、

車間距離が10メートルくらいあれば割り込みにならないとか、

2メートルくらいだと微妙だとか、

後ろの車のドライバーが“入っていいよ”の合図をしてくれた場合は違反にならないとかで、

はっきりとした客観的基準がないようなんです。

で、自分はその警官に反論して、


それじゃあ、渋滞して車が停まっている道に、

横道から車がきて、

車列のあいだに頭を突っ込んだだけでも違反になっちゃうじゃないか!

でも、そうしないと、

いつまでたっても、

その車は、その道に入れないじゃないか!



って、言ったんです。

警官は、それには答えることができませんでした。

実際、この割り込み違反については、

検挙された側が無罪を主張して、

裁判沙汰になるケースも多いようです。


それにしても、

こんな罰則をむやみに適用されたんでは、

オートバイは、事実上スリ抜けはできなくなってしまいます。

ま、それが当局のねらいなのでしょう。

要するに当局は、

通行区分違反を厳格に適用したり、

割り込み違反をフルに活用して、


オートバイに、スリ抜けという行為をいっさいさせないつもりなんです


しかしながら、

オートバイからスリ抜けという機能を剥奪したら、

いったいどういうことになるでしょう?

いったい世界のどこの国で、

二輪のスリ抜けを禁止するなんて、

そんなバカなことをやっている国があるでしょうか?

ライダーは、

冷暖房完備で、安全な鉄の箱に納まっている四輪のドライバーとは、

全然違う条件のもとにいるんです。

身を危険にさらし、

暑さ寒さに耐え、

雨風に打たれているんです。

それでも、ライダーがオートバイを愛してやまないのは、

もちろん、オートバイという乗り物そのものに魅力を感じてということが、

一番の理由であると思うのですが、

それに次いで、渋滞にあまり影響されないという、

特有の機動性に惹きつけられている人が多いのは、

間違いないことだと思います。

この、スリ抜けできるという長所は、

人も荷物もあまり運べず、

実用性に乏しいと見なされているオートバイにとって、

唯一の実用面でのメリットなんです。


しかし、そのような性質を持つオートバイに対して、

現在、当局が企てているような計画がそのまま実行されれば、

それは、オートバイにとって致命的な打撃となってしまいます。

それでなくとも、オートバイや自動車に、

経済的理由から興味をなくす若者が増える中で、

オートバイは、その存在価値の大きな部分を失ってしまうからです。

これでは、誰もオートバイに魅力を感じる人なんて、

いなくなってしまうでしょう。

そうすれば、

当然のことながら、

オートバイは売れなくなり、

メーカーも倒産して、

日本からオートバイというものがなくなってしまいます。

オートバイが単なる乗り物の域を超えて、

ひとつの文化として根付き繁栄してきた日本、

常に世界のオートバイ界をリードし続けてきた、

世界最大のオートバイ王国日本から、

オートバイが消えてしまうんです。


みなさん、

それでいいんでしょうか?

このままほっといていいんでしょうか?


僕は、1991年8月、

スリ抜け中に左折してきた四輪自動車と衝突し、

全治3ヵ月の重傷を負ったことがあります。

確かに、スリ抜けという行為にはリスクが伴います。

僕にしても、

常に恐いという思いはあります。

それでも、

事故後に恐怖心が増したということもありませんし、

スリ抜けをやめようなんて、

一度も考えたことがありませんでした。


車と車の間をぬって少しでも先に進みたいというのは、

オートバイに乗る者の本能です。

それを無理に抑えられれば、

ライダーにはフラストレーションがたまる一方で、

精神的に不安定になり、

かえって危険だと思います。


最近よく見かけるスリ抜けしないライダーたち。

僕は、

炎天下でジッと暑さに耐えているライダーたちの、

暗い表情が忘れられません。


*旅人のスリ抜け中の事故を扱ったブログはこちら→ 交通事故に思う


こんなことでは、

絶対にオートバイは滅びます!

しかし、それでは、

これから生まれてくる世代、

また、育っていく世代に申しわけないと思いませんか?

彼らの権利を守るためにも、

今こそ、なにかしなければならないのではないでしょうか。

このままでは、取り返しのつかないことになってしまいます。

僕は、年もとっているし、

この問題にラジカルな形で関わることはむずかしいかもしれません。

しかし、

せめて、ブログに書くということだけでも、

当局に抗議の姿勢を示すため、

また、ライダーのみならず、

広く一般の方々にも、

この不当な措置について知っていただくために、

必要かつ有用なことだと思い、

自らの能力も顧みず、

今回、UPした次第です。



僕は、

警官に対する抗議の最後に、

次のようにつけ加えました。


現在は、四輪ドライバーの、

二輪に対する意識が非常に高まって、

マナーもよくなり、

20年くらい前に較べて、

二輪がらみの事故は著しく少なくなっている。

これは、交通当局の安全教育の賜かもしれない。

道路には、

歩行者もいるし、

自転車もいるし、

オートバイも走っている。

手押し車を押した高齢者もいれば、

電動車椅子が車道を走っている場合もある。

じゃまだ、

目障りだと思うこともあるかもしれないけど、

そこは我慢しあって、

みなお互いの個性を尊重し、

配慮し合いながら、

利便や楽しみを共有する、

それが、道路交通というものではないのか。

オートバイという乗り物の個性を無視して、

その絶対的長所を一方的に奪いとるということが、

そうした観点から言って、

果たして、

本当に正しいことなんだろうか?



まだ頭の柔軟性が残っている若い警察官は、

この言葉を聞いて、

そのとおりだと思ったようです。

彼は、“そう”とひとこと言いました。


しかし、彼が僕の言うことを理解してくれても、

どうにもなるものではありません。

このような交通に関する施策を決定するのは、

オートバイなどに無縁な、

想像力などまるでない、

人間の本質などということにはとうてい考えの及ばない、

保身と出世のことしか頭にない、

上級の役人たちなのでしょうから。


まったく困ったもんです。

彼らは国民を管理して、

従順な家畜にすることしか考えていません。

サッカーの日本代表に見られるように、

日本の選手は外国の選手に較べておとなしい。

反則などほとんどしない優等生ばかりです。

マナーはいいけど、

主体性や積極性に欠けています。

1997年の加茂監督の時代以来言われ続けている、

“得点力不足”についても、

そういったことが遠因になっているのではないかと思われます。


このような日本代表の姿には、

サポーターたちでさえ、

過去何度か怒りを爆発させたことがありますが、

しかし、歴史上日本の政権が、

ずっと求めてきた理想的な国民像とは、

ひかえめで、

あきらめのいい、

自己主張しないタイプの人間だったのです。

言わば、国全体でそういう消極的な人間を育ててきたわけですから、

何事にもひかえめな選手たちを責めるのは酷というものです。


とにかく、サッカーの試合に限らず、

何かに挑戦して成果をあげたり、

社会を改革し発展させていくためには、

国家が管理しやすいようなおとなしい人間だけではなく、

ライダーのように個性のある、

野性味にあふれた人種も必要なんです。

実際、今まで国や地域を救ってきた数々の偉人たちは、

みな、そのように、

ものに捕らわれない、

自由な発想をする人たちばかりでした。


かつて、

トルシエさんがサッカー日本代表の監督をしていた時、

おとなしい日本の選手に向かって、

次のように言ってはっぱをかけたそうです。



歩行者用信号がたとえ赤でも、

そこが車のほとんど通らないような道で、

しかも現に車が来ないんだったら、

渡れ!!

そのくらいの気持ちじゃないと、

国際試合では勝てない。



それにしても、

役人どものカボチャ頭を、

正当な方向へ向けさせるのはむずかしそうです。

至難の業というほかありません。

僕も、半ばはあきらめています。



馬鹿と悪党と魂の未熟な人間は、

世の中にはびこるし、

尽きないし、

しぶといですから。




前半戦で、精も根も尽き果てたので、

後半は手抜きです。(笑)



交通違反の手続きに1時間もかかってしまいましたが、

ようやく中央高速相模湖東インターに到着することができました。

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国道20号線を通って相模湖まできました。

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写真を撮ったら、

大垂水峠(おおだるみとうげ)に向けて出発です。


大垂水峠の神奈川県千木良(ちぎら)地区の道沿いにある、

温度表示を見ると、

気温は36度でした。

アジーッ!!

メッシュのウエア欲しいよ〜 (−o−;A

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見えにくいかもしれませんが、

確かに電光表示は、

“36”になってます。

26ではありません。

36です! (>_<) b

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旭山ドライブインまできました。

やっぱり閉店してしまったようです。

おじちゃんもおばちゃんも高齢だったからな。

いずれはこうなると思っていたのですが、

まるで息子のように親切にしてもらっていたので、

残念でなりません。

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2008年12月に来た時には、

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駐車場でおじちゃんに写真を撮ってもらい、

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いつもの席で、

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おいしいカツ丼を食べたのに。

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人は去っても、

美しい山々や、

澄み渡ったコバルトブルーの空は、

昔と変わりません。

かつて、この同じ景色を眺めながら、

希望で胸をふくらませてたっけ。

時間て残酷だな。

画像


走り屋やってた頃、

走り疲れた身体を休めたガレージ。

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18年前はこんな感じでした(1992年9月撮影)。

画像


最後は、石川のいつものベンチで休憩です。

ホッとひといき。 (=^▽^=)

画像



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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして

二輪車いじめが続いているなぁとは思っていましたが、ここまでとは驚きです…

確かに、昔からスリ抜け時にサイドミラー当て逃げとかよく聞く話ではありましたけど(苦笑)

過剰というより、ほぼ異常とも思える駐車禁止の取り締まりに加えてすり抜け禁止ですか。しかも明確な法令もないまま、現場の警察官の胸先三寸でどうとでもなるようなやり方。非常に危険ですね、こういうやり方が横行してしまうのは。

私も昔は刀に乗ってまして(免取くらってから大型二輪は取り直しませんでした)、なにやらムズ痒い気持ちです。

日本から二輪車を無くしたいんでしょうかね。
それとも各社日本メーカーを潰したいんでしょうか。

オバカな官僚や議員連中の言いなりになるしかない警察に同情を感じますが、それと同時に従順に従う警察機構に怒りも覚えますね…
水と銀
2010/06/18 01:22
 はじめまして。私も一言。
 すり抜けは障害物(乗降中のバスも含む)回避として、道交法の範囲内(狭路通過の徐行等)で利用しています。
 公道の場合、安全第一は揺るがないと思います。昔F1レーサーの中島さんが“日本での自動車は米国でいえば銃のようなもの”と言われていました。使う人次第で便利なはずの道具が凶器になるとの内容でした。
 はたして、今のドライバーにそこまでの認識と運転技術があるでしょうか?危険予知運転という言葉さえご存知ないかもしれません。
 そんな公道で事故が起きると、当事者間では責任回避のオンパレードでしょう。警察はこれの処理(事故証明等)に責任を持ちたくない(訴訟リスクの回避)のではないかと思えます。めんどくさがりですから。
 結果として、安直な少数派いじめではないでしょうか?法整備(または運転者教育)の方が優先するとは思うのですが・・・。
aet
2010/06/18 10:38
こんにちは、僕は、もう20年以上に長野、新潟
県境過ぎたらなんか後ろから異変感じ夜1時位置
でしたかすり抜けで夜しかも白バイに御用に成り
夜でも総動員で取り締り。まああの頃は、暴走族も
多かったなと〜〜
山女魚
2010/06/19 09:59
旅人さん、コンニチワ。
え?バイクのスリ抜けって、違反になるんですか?
知りませんでした。
単純に考えれば、細い道路での通り抜けやスリ抜けは、バイクならではの特権のように思いますが・・
おかしな制度ですよね〜。
勿論、無茶なスリ抜けは「事故」につながりますから、気をつけないといけませんが・・。
最近は、テキも何かにつけて「資金不足」の折りですから、ノルマが・・っていうか、如何に多くの「罰金」を徴収するかに心血を注いでいるのでしょう。(笑)
でもライダーにとっては、偏った“冷遇措置”としか思えませんから、笑い事じゃないですよね〜。
おっしゃるように、個人の力は微々たるものかもしれませんが―
世の中の矛盾を矛盾と感じ、不条理を不条理と感じられれる(柔軟な頭の)旅人さんのような方が、機会を見つけてどんどん抗議すべきかもね。
それにしても、大変な目に遭いましたね。

そうそう、懇意にされていた「旭山ドライブイン」のご夫婦の姿が見られなかったのも、残念でしたね〜。
さぞガッカリされたことでしょう。
歳月というものは、時として残酷なものです。

猛暑の中でのツーリング、重ね重ねお疲れ様でした。
夢子
2010/06/20 12:04
追い越し禁止じゃなくて、白色なのにダメなの?

右折レーンから一番前に行くってことは私も日常的によくやってます。右にウインカー出してから左にウインkナー出して前に出ればよかったのかな?「右折しようと思って気が変わった」とか。(笑)

路肩はダメなんだっけ?でも停止線のところに「二輪車」の停止スペースがあるところはどうなんだっけ?

いずれにしてもスリ抜けできないのはキツいですね。神奈川に行ったら私も捕まりそうです。
けいつ〜
2010/06/21 07:15
水と銀さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

水と銀さんは、現在はオートバイに乗られてないんでしょうか?
自分も、7年間降りていた期間がありましたが、そのあいだもオートバイのことは忘れたことがありませんでした。
人間て、一度でもオートバイの楽しさを味わってしまうと一生ライダーなんですね。
永久にオートバイを愛し続けてしまうんです。
水と銀さんのお言葉に、オートバイやライダーを愛する心をひしひしと感じます。

警察官の中にも、心の中では、“これはやり過ぎだ”と思っている人もいると思います。
しかし、組織というのはトップの見識次第でどうにでもなってしまいますからね。
そして、そのトップというのが、大体は立身出世のためには平気で他人を犠牲にするような、エゴの塊みたいなヤツらばかりなんです。
そんなヤツらに、人の心も、夢も、ロマンも理解できるはずがありません。
旅人
2010/06/21 20:47
aetさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

おっしゃるとおりですね。
昔から“車は走る凶器”と言われてきました。
その凶器を安直に扱う(酒酔い運転など)人間はあとを絶ちませんし、いざ何かが起こった場合は、ほとんどの人が自らの正当性ばかりを主張し、被害者のことなど顧みないというのが現実でしょう。
しかしながら、面倒なことに関わりたくないというのが本音なのかもしれませんが、20年前に較べ、四輪ドライバーが、二輪にとても配慮してくれるようになったという実感があります。
これは素晴らしいことだと思います。
というのも、公道上には、四輪もいれば二輪もいるし、歩行者や車椅子もいるんです。
そして、そのどれが優先というわけでもありません。
したがって、事故を減らし、交通をスムーズにするには、お互いの個性を尊重し配慮し合いながら譲り合っていくしかないと思うからです。
その観点からすれば、マイナーな乗り物を生け贄にして、その個性を剥奪し、乗り物自体を排除の方向にもっていくというやり方は、表向き交通安全という名目のもとで行われる、少数者いじめ以外の何ものでもありません。
これは、交通ということの本質から目をそらし、目先しか見ない、きわめて安易な発想に基づく、愚行そのものです。
旅人
2010/06/21 21:25
山女魚さん、こんばんわ。

県境で深夜に警官を総動員しての取締ですか。
まあ、普通に考えると走り屋のいっせい取締としか思えないんですが・・・。
それにしても、渋滞していて、スリ抜けしてたら捕まったというのは解せないですね。
とにかく、なんでも目についたオートバイは捕まえるということだったんでしょうか?
山女魚さんも災難でしたね。
山女魚さんに、ライダー復活をお薦めしている僕としては、オートバイを巡る環境がこれほど悪化してしまうと複雑な思いになってしまいます。
しかし、山女魚さんを始めとする、多くの元ライダーにリターンしていただくためにも、また、これからの世代が、この素晴らしい文化の恩恵に浴する権利を守っていくためにも、すべてのライダーに、このことについての問題意識をもっていただきたいと思っています。
旅人
2010/06/21 21:37
夢子さん、こんばんわ。

実は、この日出かける時、非常にいやな予感がしたんです。
それで、本当は出かけたくなかったんですが、その時たまたま見たパソコンの画面に、かつて浅間神社の立て札に書かれてあった“心配するな、なるようになる。”という言葉が表示されていたので、それで出かける決意をした次第です。

その結果、ご存じのように当局に検挙されることになってしまいました。
しかし、これでよかったんです。
これが、自身を社会のために役立てる道だったんです。
なぜなら、この時捕まらなければ当局の意図を見抜けなかったでしょうし、
そうすれば、ブログでその不当な施策を告発したり、オートバイやライダーを守るための記事を書くこともできなかったでしょうから。

個人にしても、社会の体制にしても、
自然にまかせておけば、必ず少数者や弱者を排除する方向に向かってしまいます。
そのため、われわれは常に社会の動向を注視して、正しい方向性を確保するようにしていかなければならないのです。
僕としては、この記事もそうした流れの一環だと思っています。

ちなみに、純粋な法的解釈からすれば、スリ抜け行為そのものは違反にはならないはずです。
旅人
2010/06/21 21:57
けいつ〜さん、こんばんわ。

今まで普通にやってきたことで捕まったんで、非常に頭にきました。
警官の説明は何度聞いても理解できませんでしたし、
特に、どうすれば合法的にスリ抜けができるのかという点については、納得いくような答えが得られず、結局スリ抜けは絶対にさせないという当局の意図しか感じられませんでした。
さらに、その時聞いた、“割り込み違反”というきわめてあいまいな、しかし、スリ抜けするオートバイにとっては致命的な規則の存在にも、驚きを禁じ得ませんでした。

要するに、“ストップ・ザ・スリ抜け”なんですね。
“スリ抜けは絶対に許さない”ということ、これがすべてなんです。
だから、そのためには手段を選ばない。

僕が、スリ抜けするオートバイに対する弾圧を目撃したのは東京と神奈川ですが、ほかの自治体でもやってるかもしれないので、けいつ〜さんも気をつけてください。

この弾圧が日本中で恒久的に行われれば、ライダーは間違いなく日本からいなくなってしまいます。
渋滞する車列に閉じこめられ、暗い表情でたたずむオートバイ運転者からは、すでにライダー魂は抜け出してしまっているからです。
旅人
2010/06/21 22:19

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