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zoom RSS 二人の占い師

<<   作成日時 : 2011/04/19 21:20   >>

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二人の占い師を比較することからはじめて、今の日本になにが必要なのか、僕なりに考えてみました。

画像

       hello how are you?


★占い師その1

かつてH氏という日本人女性占い師が、

マスメディアを通じて日本中をにぎわせていました。

彼女は、現在ほとんどメディアに登場しなくなってしまいましたが、

これからお話するのは、

今から3年以上前の、

彼女がまださかんにテレビに出演していた頃のお話です。


当時、僕はH氏にまったく興味がなかったので、

彼女の出演するテレビ番組は、

ほとんど見たことがありませんでしたが、

ある時、たまたまチャンネルを合わせた番組で、

彼女の姿を見かけました。

H氏はその番組で、

ゲストのタレントたちを占っているようでした。

なんとなく、そのまま見続けていると、

彼女が一人の年配の男性に声をかけました。

その相手というのは、

ベテラン俳優の梅沢富美男氏でした。


すると、

なんと、

H氏は梅沢氏を前にして、

いきなり次のように断言したのです。



このままだと、

あなたはあと3年で死ぬ!!




仰天した梅沢氏は、

あきらかに動揺した様子で、

困惑した表情を浮かべていました。


ま、当然ですけどね。 ( ^ ^;)


一方、梅沢氏の動揺を見透かしたH氏は、

すかさずこう言い放ちました。



大丈夫、

あたしがなんとかしてあげる!




その言葉を聞いて、

僕は即座に思いましたね。 ( ^ ^ )



人間の寿命を左右できるなんて・・・






おまえは神かッ!!!!!! ヾ( `Д ´ )



ちなみに、梅沢氏は、

それから3年以上たった現在も、

H氏の霊験のおかげか、

まだご健在です。


また、H氏は、

別のあるテレビ番組で、

こんなことも言っていました。

曰く、

私は300才まで生きる

いやはや、

とても正気とは思えんです。 (;´▽`A


★占い師その2

これも3〜4年前のお話です。

某テレビ番組の企画で、

芸人たちがドイツに行って、

その地で、

有名な占い師に、

その年1年(年初だった)の運勢を、

占ってもらうというのがありました。


僕が鮮明に憶えているのは、

お笑い芸人の宮川大輔氏が占ってもらった場面です。

占いは、ドイツ人の年配の男性占い師によって、

タロットカードを使って行われました。


占いも終わりに近づき、

テーブルに並べられたカードの中から、

占い師が占いの結果として宮川氏に示したカードは、

「塔」というカードでした。

この「塔」というカードは、

有名な「バベルの塔」のイメージと重なる部分があり、

カードの図柄はほとんどの場合、

石を積み上げて作られた一見強固そうな塔が、

神の怒りにふれ、

雷に打たれて、

そこにいる人間もろとも崩れ落ちるというものです。


このカードは、

幸運による成功によって、

傲慢になった人間たちが、

自らの罪に対する罰を受けて、

それまで築き上げてきたものを、

すべて失うということを顕しています。

このカードは、

すべてのタロットカードの中でも最悪のもので、

占いの結果としては、

これ以上ない不運な状況を暗示しているのです。


もちろん、

宮川氏は前述の梅沢氏のように、

激しく動揺していました。

そして、彼は、

占い師に対し、

すがるようにして、

「なんとかならないか」と尋ねました。


その時、

そのドイツ人占い師はなんと言ったと思います?

H氏のように、

「あたしがなんとかしてあげる」と言った?


いえいえ、

彼は決してそんなことは言いませんでした。


彼はこう言ったんです。



私は神ではないので、

(運命は)どうにもなりません。




これって、

正論だと思いませんか?


この占いが当たったか当たらなかったか、

それは別の話として。

            *        *        *

僕が愛してやまない、

現代文明の基礎を築いた、

古代ギリシア人たちは、

傲慢を最大の悪と考えていました。

そして、謙譲を最高の美徳とみなしていました。



ここ10数年来、

テレビでは、

いろんな職人たちが、

やれ、鉄人だとか、

やれ、巨匠だとか、

やれ、カリスマだとかといってもてはやされ、

照れもせずに自らの技能を、

自慢げに披露しているのをよく目にします。

しかし、僕には、

そんな、歴史に名を残した偉人たちのような、

大それた尊称で呼ばれて、

それが当たり前のようにふるまっている、

彼らの神経が理解できません。


かつて一世を風靡したH氏は、

今や完全に、

「あの人は今」、状態です。

一時は、日本中がチヤホヤしたのに、

もはや誰も見向きもしない。


僕は、

彼女の性格は最初からわかっていました。


彼女は、

打ちひしがれて助けを求めてきた、

哀れな女性客を、

罵倒して追い返す一方、

東京都知事の石原氏のようなこわもてタイプの人には、

へらへらしながらオベンチャラを言うような人でした。


みなさん、

もういいかげん、

だまされないようにしましょうよ。

がんこおやじの店とかいって、

客に対してやたらと威張りちらす店主が、

もてはやされたりしていますが、

自慢したり、威張ったりするのは器が小さい証拠です。

本当に力のある人は、

決して自慢したりしません。

ましてや威張ったりなどしません。

本当に美しい人は、

その美しさを誇りに思ったりしません。

なぜなら彼女たちは、

外見の美しさなど何の価値もないことを、

よく知っているからです。


残念ながら日本人には、

強者にへつらい、

弱者には威張るというようなタイプの人が多いです。

そして、そのような人は威張る人が好きです。

威張る人を見ると、

中身はどうあろうと、

とにかく一目置きます。

理屈抜きで崇拝してしまいます。

そして、自分もそうなりたいと願うのです。


では、彼らはどうして威張る人が好きなのでしょうか。

それは、彼らが自分というものをもっていないからだと思います。

しっかりした自分というものをもっていないために、

自分に自信がもてず、

強そうなものや、

権威のありそうなものに無条件で惹かれてしまうのです。

そして、それに依存してしまうのです。


マスコミなどで評判になった店に、

遠方から駆けつけてまで行列に加わるような、

行列好きな人々がいますが、

彼らは商品やサービスの実際的価値に惹かれているというより、

みんながよいというものに、

一種の野次馬根性で迎合しているにすぎないのだと思います。

だから、この人々も自分がない人々の同類です。


しかし、僕たちは、

これからはもっと自分というものをもちましょう。

ただ流れに身をまかせるのではなく、

みながよいというものを、

無批判に受け入れるのではなく、

常に疑問を抱き、

検証し、

自分の目でものを見て、

自分の頭で判断していきましょう。

そのためには、

知性を磨く必要があります。

そして、知性を身につけるためには、

豊かな想像力を養う必要があります。

想像力は、

普段から、

いろいろなことに興味や関心をもっていれば、

おのずとついてくるものです。


古来からの日本人の美徳は、

我慢強さと自己犠牲の精神ですが、

しかし、もうそれだけでは、

国を救うことができない時代になっています。

今の時代は、

僕たちに、

想像力、思考力、判断力、決断力などを要求してきます。


幕末や明治時代の日本のエリートたちは、

中国やヨーロッパの古典を読んでいました。

だから、彼らには知性や教養がそなわっていたのです。

また、欧米のエリートたちは、

昔も今も、

ギリシアやローマの古典を勉強させられています。

だから、彼らにも知性や教養がそなわっているんです。


僕は、

明治時代に活躍し、

日本海軍の礎を築いた、

初代海軍大臣、山本権兵衛を尊敬しているのですが、

当時の日本には、

真に偉大な人物が何人も存在していました。

彼らは、今の日本人と違い、

顔立ちからして立派でした。


アメリカの第16代大統領リンカーンは、

「人間は40才を過ぎたら自らの顔に責任がある」

と言ったそうですが、

それは、

「人がその人生において育んできた知性や教養は、

ある一定の年代になると顔に顕れてくる」

ということを、

言っているのだと思います。


その点、

原発事故で会見に臨む、

東京電力の幹部社員たちの子供のような顔、

(いわゆる、とっちゃん坊やのような顔)

を見ていると、

重要な問題について判断をくだしたり、

勇気のいる決断をするのは、

無理なように思えてきます。


「最近の若者たちは、

コミュニケーション能力が不足している」

と言われて久しいですが、

企業の中には、

入社した社員たちが、

社内文書の意味を理解できないため、

小中学校で行うような、

国語の講習を行うところもあると聞いています。


本(教養書)を読まず、

教養のなんたるかも知らない、

現代(戦後生まれ)の日本人たちは、

顔立ちも性格もどんどん子供っぽくなっており、

日本以外の国の人々と、

ますます遊離しつつあります。


日本人の劣化ということが叫ばれる昨今、

僕たちは、

知性や教養のある、

自主性に富んだ、

真に自立した個人(本当の意味での大人)を育成すべく、

教育問題に真剣に取り組んでいく必要があります。


憂国。

明治期や大正期に、

志し篤い若者たちの間で、

この言葉が流行したようですが、

今こそ、

この言葉が内包する熱い思いが、

日本人には必要なのだと思います。



現代の日本人は本(教養書)をほとんど読みません。

そして、

学校の教科書さえ読んでいれば、

受験の技術に長けてさえいれば、

国の要職につくことができるのです。

しかし、このような教養失調状態の人たちには、

重要な局面における、

大所高所からの的確な判断などできようはずがありません。

結局、目先のことしか見えず、

そのため判断を誤り、

国を窮地に陥れる結果になるのです。

今回の原発事故のように。


みなさんはご存じですか?

日本は今、

福島県の原発事故で大変なことになっていますが、

隣の宮城県にある女川原発は、

ほとんど津波の被害を受けていなかったことを。

本来は、

福島よりずっと大きな津波に見舞われた宮城の原発の方が、

より深刻なダメージを受けたはずなのですが。


では、なぜこのような結果になったのでしょうか?

それは、福島に原発を建設する際の、

判断の甘さにありました。

すなわち、宮城の原発は大津波を想定して、

海面から10メートル以上の高所に建設されたのに対し、

福島のそれは、

わずか3メートルくらいの津波しか想定していなかったため、

海面からあまり高くないところに建設されてしまい、

大津波の被害をもろに受けてしまったのです。


東京電力は、

今回襲った津波を想定外と言っていますが、

学術的に見ても、

宮城で起こることが、

福島では起こらないなんていう保障は、

まったくないんです。

実際、福島が大津波に襲われる可能性は、

宮城の場合とまったく変わらないんです。


この判断の誤りは判断力の不足、

要するに、知性の欠如から起こったものに間違いありません。

おそらく目先のことしか考えず、

コスト重視の観点から、

このような建て方がされたものと思われます。

しかし、結果はみなさんが思っている以上に深刻です。

地震被害だけなら、

津波被害だけなら、

日本は必ず復興できるでしょう。

復興景気といって、

景気がよくなる可能性さえありますし。

しかし、原発事故が加わると、

話はまったく変わってきます。

この事故は、

被災地復興の足かせになるばかりでなく、

日本経済を転覆させかねないような、

重大なリスクをはらんでいるんです。

日本は今、

国家始まって以来の危機に直面しています。

そして、それも、

たった一つの判断ミスが招いた結果なのです。

日本人がいくら我慢しても、

どんなに犠牲的精神を発揮しても、

この一つの判断ミスを補うことはできないのです。



東京電力も現政権も、

相変わらず判断ミスを繰り返し、

事態をなおさら悪化させているようです。

今、日本に一番必要なのは的確な判断力です。

知性です。

これがなければどんな技術も知識も、

有効に活用することはできません。

今のところこれは、

当面、外国人に頼るしかないでしょう。

現に、フランスやアメリカの関係者の教示を仰いでいるように。

当初、彼らの支援の申し出を断り(いつものように)、

それがアダとなって、

事態のよりいっそうの悪化を招いてしまったのですが。


しかしながら、

僕は、

日本が自前の力で問題を解決できるように、

知的水準(知識や技術ではない)のアップを図り、

その英知によって、

自国を発展させるばかりではなく、

国際社会にも貢献し、

それをリードできるような、

真に誇れる国になって欲しいんです。

その道は長く険しいとは思いますが、

こうやってひとりひとりが、

社会に関心をもち、

そのことで、悩みそして考えれば、

徐々にレベルアップが図れるのではないかという、

(甘い?)期待を抱いています。


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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
まさにその通りですね。

日本の将来を担う若者、子供が・・・・ゆとり世代・・・十分な教育をされておらず、(うちの息子たちもそうですが)明らかにヘンな世代になってしまってます。

しかも少子化・・・・リーダーシップをとれる人間がいない国家・・・横並び意識の強い国民・・・・どうなっちゃうんでしょう。経済は回復せず・・・本当に国家存亡の危機だと思います。
けいつ〜
2011/04/20 20:49
旅人さん、コンニチワ。
そ〜でしたね〜。あの女王気取りのH女史ですね。
そういえば彼女、最近見かけなくなりましたね〜。
お歳だからでしょうか・・。(笑)
それにしても、占い師という職業は、他人の人生を左右するような重大事を、何の戸惑いも感じぬまま平気で口にするのですから、並大抵の神経では出来ないってことでしょうね。
かく言う私自身、(どんな占いでも)好い結果が出れば単純に喜び、悪い結果が出れば、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」な〜んてバカにしつつも、その実、結構気にしちゃうタイプですが・・(笑)
お金を出して本格的に見てもらったことは、一度もありません。
また、「傲慢は最大の悪、謙譲は最大の美徳」というのは、私のような隙だらけの人間には耳の痛いコトバですが・・
世の中にはH女史のように「弱者」には強く、「金」や「権威」には弱い輩がゴマンといますから、騙されないようにしないといけませんね。
 続く・・
夢子
2011/04/22 15:13
「日本人の劣化」という点に関しては、(おこがましかもしれませんが)最近の若い人々を見ていると、昔に比べると、確かに「幼児化」しているような気がしてなりません。
ある部分では妙に頭でっかちなくせに、どこかバランスに欠ける宇宙人みたいにね。
また、原発事故に関しても、政府や東京電力がどんなに隠しても、隠しても、徐々にチェルノ化して行く(チェルノブイリね)現状を見ていると、もはや批判するのもバカバカしくなり、我が家では、娘と二人で「まるで“ダルマさんが転んだ”のゲームを見ているみたい」と笑っています。
憂国・・果たしてこの国家存亡の危機を、日本人はどう乗りきって、復興へと繋げてゆくのでしょうか・・?はなはだ不安です。
夢子
2011/04/22 15:26
けいつ〜さん、こんばんわ。

国の重責を担えるような人材を育てたいなら、国語や算数を教えるだけではダメです。
欧米のように古典を読ませ、善悪や美醜のなんたるかを学ばせないと。
技術的な知識だけでは、平時はいいんですが危機的状況になった時対応できないんです。

東京電力や政府は原発事故に関して、事実を国民に隠しているようです。
もっとも、外国にはバレているようですが。

原子炉建屋内の放射能は、ある作業員が4時間作業をしたとすると、その作業員はその後1年間は作業ができないというほどの高濃度です。限られた数の作業員で工程表どおりにできるのか、現場からも疑問の声が上がっています。

日本人は、福島県からの避難民を、差別したり、いじめたり、バカにしたりしている場合じゃないです。
今、僕の頭の中にある、日本の将来に関する予測がはずれることを、心から願っています。
旅人
2011/04/23 00:24
夢子さん、こんばんわ。

人間は誰しも将来に不安をもってますし、それについて知りたいと思う気持ちもあります。そのため、占いに興味をもつ人も多いのですが、知的好奇心からではなく、占いで自分の人生をなんとかしようなどと考えて、この世界に近づくのは非常に危険です。
それに依存してしまい、地道な努力で運を切り開くという正しい方向性を見失ってしまう可能性があるからです。
そのため、一般の方々が占いに関わる際は、夢子さんのように自分の都合のいいように解釈し、あくまでも娯楽として楽しむというのが一番です。
占いというのは、未知の世界を扱うものなので、とても神秘的であり、人々を魅了してやみません。しかし、素人が深入りするなどということは絶対に避けるべきです。
続く
旅人
2011/04/23 04:07
今日(4月22日)、テレビで見たのですが、東京に住む人は1日あたり116マイクロシーベルトという高い値の放射線を浴びているそうです。
問題なのは、そのうちの8割が飲食物から取り込まれたものだということです。
すなわち、より悪い影響をもたらすという体内被曝がそのほとんどを占めているということなのです。
僕が推測するに、その原因は水道水です。
僕の住む地域は多摩川水系の水が使われていますが、金町浄水場など利根川水系の水を使用する地域の方は注意された方がいいと思います。
そのほか、雨にはできるだけ濡れないようにした方がいいです。
続く
旅人
2011/04/23 04:15
しかしながら、周囲には、原発事故のこと、日本経済の先行きのことなど不安材料ばかりですが、僕たちにはどうにもならないことでくよくよしても始まらないので、僕たちはお互い、地震の起こる前と変わらず楽しく過ごしましょう。ブログを書いたり、おいしいものを食べたりして。

浅間神社の立て札に記されていた一休さんの言葉にも、
「なるようになる 心配するな」
とありましたし。

ま、こんなことは、人生経験の豊富な夢子さんにとっては、当たり前のことかもしれませんが。

最後に、H氏や偉い職人さんたちに、
次の二つの言葉を贈ります。

実るほど頭を垂れる稲穂かな

先生と言われるほどの馬鹿じゃなし
旅人
2011/04/23 04:25
追伸

夢子さん、H氏はまだ年じゃないですよ。
なんせ、
300才まで生きる方なんですから(爆)
旅人
2011/04/23 04:44

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