夢と冒険とロマン

アクセスカウンタ

zoom RSS AKB48前田敦子卒業

<<   作成日時 : 2012/03/27 20:33   >>

トラックバック 0 / コメント 4

あっちゃんが卒業を表明するシーンの映像を見るたびに、涙があふれてくる。

画像

       卒業を表明する前田敦子(左)と、泣きじゃくる高橋みなみ。

国民的アイドルグループAKB48の、

“あっちゃん”こと前田敦子が、

AKBを卒業するという。


その情報に接した時、

大変なショックを受けた。


オレ、

特にあっちゃんファンだというわけじゃない。

でも、彼女はAKB結成当初から、

唯一センターをまかされてきた、

AKBというグループにおける絶対的存在であり、

いわば象徴なんだ。

だから、彼女のいないAKBなんて考えられない。

彼女を欠くというのは、

他の主要メンバーを欠くのとは、

まったく意味合いが違ってくるのだ。


現在のAKBの人気を支えている、

“初期メン”と言われる1期生、2期生たちは、

中学生の頃から学業の合間をぬって、

歌とダンスのレッスンに励んできた。

男女交際も禁止され、

多感な青春時代を、

ひたすらファンを喜ばせるために捧げてきた。

その結果、

NHK紅白の常連となり、

日本歌謡界最高の栄誉である、

レコード大賞の大賞をも獲得するにいたった。

このCDの売れない時代に、

7作ものミリオン越えを生み出し、

一大社会現象を巻き起こした。

彼女たちの努力は、

完璧なかたちで報われたのだった。

しかしながら、

ソロ歌手と違い、

彼女たちにとっては、

どんな栄誉も何十分の一に過ぎないのだ。

自分個人のものではないのだから。

みんなで勝ちとったものなのだから。

それを考えると、

やはりアーティストとして、

ものたりない部分もあるのではないだろうか。

自分自身がスポットライトを浴びたい、

一個人として輝きたいという思いが、

きっとあるに違いない。

それに、

彼女たちもすでに二十歳を過ぎている。

いつまでも少女グループの一員として、

AKBにいられるわけじゃないし、

転身するのなら、

若いうちするにこしたことはないだろう。


今年成人式を挙げたあっちゃんは、

その際のインタビューで、

「車の運転がしたい」と、

その抱負を語っていた。

一般の人みたいに、

今まで犠牲にしてきた楽しみを、

遅ればせながら、

享受してみたいという思いもあるだろうし、

人並みに青春を謳歌したいという願望もあるだろう。

そういった心情の顕れか、

ここ1,2年の彼女、

なんかさびしそうだった。


そう考えると、

彼女の卒業を祝ってあげたい気もするのだが・・・


それにしても、

彼女の卒業によって、

AKBが受ける打撃ははかりしれない。

なにしろ、

彼女は前述のように、

AKBの象徴であり顔なのだから。

果たして、

顔を失ったアーティストが、

今までどおり興業を続けられるものだろうか?


むろん、

オレとしても覚悟はしていた。

先に述べたように、

“AKB48というグループは、

初期メンの人気によって成り立っている。

しかし、その彼女たちも、

もはや二十歳を過ぎてしまった。

そう遠くない時期に卒業せざるをえなくなるだろう。

そして、その時が、

AKB48の終わりということになるだろう”


と。


しかし、

その終わりがこんなに早く来るなんて思いもよらなかった。

てっきり、あと3年くらいは大丈夫だろうと思っていた。

そのため、不意を突かれたオレは、

ご覧のように動揺を隠せないでいる。


この記事をご覧の方のなかには、

“たかが一歌手じゃないか”

とか、

“なにをおおげさな”

とか、

思ってる方もいるかもしれない。

でも、それは違う。

AKB48は、

たくさんの歌手のうちの一つじゃない。

彼女たちは特別な存在なのだ。


日本は世界最悪の自然災害大国だ。

なにしろ、

揺れ動く4つのプレートの上に乗ってるのだから、

たまったもんじゃない。

おそらく、こんな国は他に例がないだろう。

そのため有史以来、

地震や火山噴火、津波といった、

数々の自然災害に苦しめられてきた。

さらには、台風、豪雨、豪雪と、

まさに、自然災害のデパート状態だ。

おまけに、

それでなくとも狭い国土の大部分は、

居住にも農作にも適さない山地で、

平地の土壌も痩せているときてる。

確かに、

自然の美しさには恵まれているかもしれないが、

いくら景色がきれいでも、

それだけじゃ腹の足しにはならないし、

居住する人間にとっては、

苦労の耐えない厳しい自然環境だ。

古来、日本人は、

そのような厳しい環境のなかで、

多くの犠牲者を出しながら、

その悲しみや苦しみを乗り越えつつ、

大変な努力をもって国を発展させてきた。

互いに励まし合い、元気づけ合いながら。


そうしたなか、

昨年日本は、

千年に一度とも言われる大災害に見舞われた。

言わずと知れた東日本大震災、

そして、それに伴う大津波や原発事故である。

それらにより多くの犠牲者が出て、

日本人はみな悲しみに沈んだ。


一方、

その同じ年、

大発展を遂げたアーティストがいた。

AKB48である。


オレは、

大震災とAKBの発展は無関係ではないと思う。

両者が一つのセットとして、

この日本に向けて、

天から下されたのではないかと思うのだ。


すなわち、

一方で、

地震や津波で大切な人を亡くしたり、

財産や住むべき場所を失ったりした人たちが、

また、そのような同胞の悲劇に接し、

心を痛めるすべての国民が、

その悲しみを癒やし、

明日に向かって前向きに生きていくための、

活力を得る必要があった。

また、一方で、

人を励まし元気づける歌を得意とする、

AKB48という、

今まさに上り坂のアーティストがいた。

そして、彼女たちは、

その非常時における国民的ニーズに、

見事に答えたというわけだ。


彼女たち自身、

実際に何度も被災地を訪れて公演を行い、

熱狂的な歓迎を受けて、

多くの被災者たちに元気や勇気を与えていたし、

なにより、

彼女たちのピュアで、明るくて、元気いっぱいの歌声そのものが、

悲しみに打ちひしがれた人々の心に、

なぐさめをもたらし、

希望の灯をともすのに、

もっともふさわしいアイテムだったのだ。


確かに、彼女たちは、

この年急にブレークしたわけじゃない。

彼女たちのブレークは、

何年もの苦しい下積み時代を耐えた結果だし、

その前年(2010年)には、

すでにブレークは始まっていたと言っていい。

しかし、それも含めて、

彼女たちの大ブレークは、

この未曾有の大災害に対処すべく、

あらかじめ準備されていたのだと思う。


というのも、

オレは思うのだ。

彼女たちは、

危機に瀕した日本人を救うべく天から遣わされた、

天使たちなのだと。



そう、

彼女たちは選ばれし人たちなのだ。

ひとりひとりは、

これといって特別なとりえのない、

限りなく普通の女の子たちばかり。

特に、今回卒業を表明したエースのあっちゃんなどは、

当初、メンバーのなかでもあまり目立たない存在だった。

そんなあっちゃんの今日の姿は、

“夢をかなえるグループ”AKB48そのものを、

象徴していると言えるだろう。

そして、そんなごく普通の女の子たちが、

いざ、AKB48として一つにまとまると、

神がかり的な力を発揮して、

危機に直面した人々を救う。

これって、

ごく普通の女の子が、

神の啓示を受け、

英雄となって国を外敵から救ったという、

ジャンヌ・ダルクの話に似ていないだろうか。

神の啓示を受けたかどうかはさだかではないが、

ジャンヌ・ダルクが、

その鋭い剣でフランス国民を救ったように、

AKB48は、

その温かくやさしい歌声で日本人を救ったのだ。


彼女たちは、

その担わされた役割の重さから言っても、

超人的な実績から言っても、

並みのアーティストではない。

千年に一度の大災害に対応すべく、

天命によって生まれた、

特別な存在なのである。


ところで、

オレは彼女たちを普通の女の子と言ってきたが、

それは、なんら個性のない女の子という意味ではない。

彼女たちはそれぞれ特有の強い個性を持っている。

だから、たとえメンバー同士であっても、

誰かが他の誰かの代わりをするなどということは、

まったく無理な話なのだ。

それは、センターという地位についても同じだ。

前田敦子に代わって、

恒久的にセンターを勤められる人間はいない。

前田敦子以外に、

AKBのセンターは存在しないのだ。

もし、彼女がいなくなれば、

それは、もはやAKBとは言えない。

すなわち、

その時点でAKBは終わりということになる。


それがわかっているから、

オレはこれほど落ち込んでいるんだ。

というのも、

若い頃から慣れ親しんできた文学やオートバイより、

AKB48の方が、

今のオレには、

はるかに心のよりどころとなっているから。

今になって、

若い頃から非常な苦しみを以て積み重ねてきたものが、

幸せを得るための手段として、

なんの役にも立たないことがわかったから。

とにかく、

支えになるものが欲しい。

AKB48は、

もってあと数年とわかっていた。

それでも、

その数年を楽しみたかった。

今のオレにはほかに何もないから。

なんてったって、

オレがこれだと思うようなものは、

千年に一度しか現れないんだから。


昔と違って、

今は、歌番組というものがほとんど消滅してしまっている。

だから、

AKB48のように大ブレークしてるアーティストでも、

新曲がミリオンを超えていても、

1週間に数番組しかない、

数少ない歌番組にひととおり出演すると、

それ以後は、

テレビで彼女たちの歌を聴くチャンスは、

まったくと言っていいほどない。

そのため、

オレは彼女たちの出演番組を録画して、

繰り返し見てる。

CDやDVDは持ってるけど、

それらで鑑賞するより、

録画したテレビ番組で鑑賞する方が、

はるかにいいんだ。

なぜって、

テレビ番組の方が、

彼女たちの生の姿を見ているようで、

臨場感があり、

さびしくないから。


これは、

現在のオレの唯一の楽しみと言っていい。

前述のように、

文学にもオートバイにも、

以前のような“ときめき”を感じることがなくなってしまったから。


ちなみに、

AKB48のファンのうち、

4人に1人が、

50〜65歳の年齢層だそうだ。

AKB48は、

幼児から高齢者まで、

世代を超えてあらゆる年齢層に支持されている。

彼女たちの歌が、

年齢性別に関係なく、

日本人なら誰でも愛さずにはいられないような、

普遍的な美を有するもの(
)が多いことを考えると、

*たとえば、「あなたがいてくれたから」とか、
 「誰かのために」など。


それも当然なのかもしれない。


それにしても、

オレはかつて、

オリジナルでこんなに多様な歌を歌うアイドルを、

また、

その歌によって、

これほど多くのファンを感動させ、

涙まで流させるアイドルを、

見たことがない。

さらに、

これほど幅広い年齢層に人気を博したアイドルも。

これからも、

このようなアイドルを見ることは、

永遠にないだろう。


この世界のどこでも。


世界の古典文学を通じて、

何千年にわたる人間の思いや歩みを、

つぶさに見つめてきたオレにはわかる。

俳句の世界において、

芭蕉以上の俳人は出ないように、

ポップス界においては、

AKB48以上のアイドルは出ないと。

AKB48というアーティストは、

その存在自体が奇跡なんだと。

だから、

彼女たちと同じ時代を生きているというだけでも、

ありがたいことだし、

感謝しなければならないのかもしれない。




AKBという言葉には、

日出ずる国日本をイメージさせるような、

昇る朝日の勢いとパワーを感じる。


どんなものにも終わりはくる。

AKB48が、

たとえその姿を消すようなことがあっても、

その活躍と挑戦者魂は伝説となり、

永遠に残るだろう。


AKBスピリットは不滅だ!!






●旅人のAKB48関連ブログ一覧

  クリック プリーズ!

         

★AKBの恋愛問題に思う
★あるアイドルの言葉
★レコード大賞批判
★いろいろ(2015年7〜10月)
★AKB握手会、海 etc
★HKT48 森保まどか
★2人のアイドル、高橋みなみの卒業
★AKB48 渡辺麻友の事件について
★AKBの女の子
★命のたぎり
★AKB大組閣の意図について
★AKB48のファンをやめる(ペナントレース制に異議あり)
★秋元康氏は天才!
★オートバイ、そしてAKB48
★AKB48篠田麻里子の卒業
★AKB48の本領
★旅立ちの日に〜前田敦子卒業、頂点に立つ者の宿命とは
★ファースト・ラビット
★AKB48前田敦子卒業
★おめでとうAKB48
★AKBの実力は少年野球なみ?!
★AKB48会いたかったツーリング
★AKB48は美しい!






にほんブログ村 その他ブログへ
にほんブログ村



                                        Copyright

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
旅人さん、コンニチワ。
ここ数日来、あちこちで「前田敦子さん卒業」の話題で賑わっていますね。
詳しい事は知りませんが、彼女は「AKB48」の“顔”のような存在だったということですから、突然の卒業宣言で、ファンの方々はさぞ驚かれたことでしょう。
それもこれも、裏を返せば、全てが「AKB48」を取り巻く周囲の大人たちの「満を持した」戦略に外ならないわけですが・・(笑)
少なくとも前田嬢にとっては、まさに「これから」が本番ということでしょう。
まだ二十歳ということですものね。
若さが売りのグループということで、多分、新陳代謝(世代交代)を良くする上でも「卒業」という形態を取らざるを得ないのでしょうね。
そして、もし旅人さんが、今後の「AKB48」の活動を危惧しておられるとしたら・・
当分は、弱体化することはないと思いますよ。
だってホラ、彼ら(彼女たちを操っているオトナ達ね)は強(したた)かな上に、商魂たくましくファン心理を衝いてくるプロですから。
手を替え、品を替えね。(笑)
 続く・・
夢子
2012/03/30 10:10
確かにね〜。
彼女たちの歌は、パワーを感じますよね。
しかも(おっしゃるように)、日本が未曾有の「大災害」を受けたまさにその年に、最も光り輝いたというのも、何かの巡り合わせかもね。
旅人さんも、大いに彼女たちのパワフルな歌声を聞いて、元気のおすそ分けと「普遍的な美」に胸ときめかせてくださいね。

ついでに、私自身のことで言えば・・
正直、若い頃から現在に至るまで、好きになった著名人・芸能人は数あれど・・(笑)
何故か、本気で誰かのファンになったことは、一度もないんですよ。(生身の恋は別にしてね)
ゲームにしても、趣味にしても、「つい我を忘れて熱狂」ってこともね。
性格上、常に醒めているせいでしょうか。
人間、たまには(旅人さんみたいに)誰かを神格化するぐらい想って「熱くなる」ってことも、必要かもしれませんね〜。
見習わなきゃ・・

夢子
2012/03/30 10:27
夢子さん、こんにちわ。

あっちゃんの卒業がどのような経緯で決まったのかは、いろいろ憶測が飛び交っているようですが、それは誰にもわかりません。
僕は、本人の意向が大きいと思っていますが。
確かに、人気グループのトップは賞味期限が切れる前に引退しなければならないという定めみたいなものはあるのだと思います。
ただ、トップが代わると色が変わってきますので、人気にかげりがでないという保証はどこにもありません。
また、僕が新生AKBを引き続き支持してゆくかどうかもわかりません。
それと、いくら世知に長けた人物でも、時代が求めていないアーティストをブレークさせたり、寿命がきたアーティストの延命をはかったりすることはできません。
総合プロデューサーの秋元康氏は、天才的な手腕を発揮して数々の偉業を成し遂げましたが、それもあくまで、時代のバックアップがあってこそなのですから。
続く
旅人
2012/03/31 14:31
彼女たちの発するパワーは、スターやエリートが発するものとは違います。
彼女たちのパワーは、

普通であること、
素人っぽいこと、
ピュアであること、
清々しいこと、
一生懸命であること、

などをその源にしています。
“そのような彼女たち”に、自ずから提供されるにいたった、“そのような歌”が力を発揮してるんです。
歌のうまさや、ダンスのテクニックや、巧妙な商法は関係ありません。
こういうことって、一見どこにでも見られることのような気がしますが、実際には希少でありかつ貴重なものです。
特に、芸能界のような水商売の世界においては。
この人間不信の時代、なにごとによらず疑心暗鬼に陥りがちな現代人は、きっとそのようなものに飢えているんでしょう。

真の美と出会うために必要なのは、徹底したハングリー精神だと思います。
夢子さんが、未だ“これだ!”というものに出会っていらっしゃらないのだとしたら、それは夢子さんにとってよいことなのかもしれません。
ある程度、満ち足りた部分がおありである証拠だと思いますから。
旅人
2012/03/31 14:57

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
AKB48前田敦子卒業 夢と冒険とロマン/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる