夢と冒険とロマン

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<<   作成日時 : 2012/12/09 02:59   >>

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記憶に残る美しいコメントや、AKB48について書いてみました。


コメントというものがほとんどこないこのブログ。

以前から、

コメント欄を表示していることに疑問を感じていました。

なんの意味があるのかと。


そこで、

自身の気分転換の意味もあって、

しばらくの間コメント欄を閉じてみることにしました。

ま、

このこと自体なんの意味もないんですが。 ( ̄一 ̄)


というわけで、

今回のことをきっかけに、

コメントというものについて、

いろいろと思いをはせてみました。

すると、

総数こそ少ないけど、

いただいたコメントの中には、

僕を心底感動させてくれるような、

素晴らしいものが多々あったことに、

改めて気づかされたんです。

それで、

今回そんな中から、

忘れられない3人の方のコメントを、

みなさんにご紹介したいと思います。


2010年4月24日

僕は、

栄光の時代・・・往年のバイク雑誌の世界

というブログを書きました。

内容は、

今から20年くらい前のバイク雑誌を紹介したものなのですが、

そこで紹介した雑誌の中に、

ベストバイク」という月刊誌がありました。

その「ベストバイク」に関する記事を、

そのまま下に引用してみます。

            ★        ★        ★

☆月刊ベストバイク(ベストバイク社)

1987年8月号です。

画像


写真は少なく、

記事中心の雑誌でした。

記事は明るくユーモアにあふれており、

雑誌全体に活気がみなぎっていました。

特に読者投稿欄が充実していて、

ライダー同士、読者同士の気持ちが、

一つになって盛り上がるというような、

一種広場的役割を果たしていました。

            ★        ★        ★

ご覧のようなきわめて簡素な記事なのですが、

UPしてから1年後の2011年4月9日

この記事に対して、

クリ編と名のる人物から次のようなコメントが寄せられました。


ビックリ!ありがとう。 元ベストバイク編集長。 懐かしすぎるよ。





元ベストバイク編集長!?

ええええーーーーっ!!!! ( °д °;)






な、なんと!

ベストバイク誌の当時の編集長さんが、

たまたま僕のブログを見つけてくださり、

この拙い記事を読んでくださったうえに、

コメントまで寄せてくださったんです!!

なんという偶然でしょう!!

意外な方からのコメントに、

僕は仰天するとともに、

すっかり感激してしまったのでした。

そして、このような運のめぐり合わせに、

感謝の気持ちでいっぱいになったのでした。



クリ編さんのコメントは、

非常にシンプルなものでした。

しかし、その簡潔な言葉の中には、

クリ編さんの感動と喜びが凝縮されているような気がしました。

とにかく、なにか熱いものを感じたんです!

その思いに共鳴して、

僕の心まで熱くなってしまうような!


でも、

その時はまだ漠然とした感覚に捕らわれていただけで、

クリ編さんの言葉の本当の重みには気づくよしもありませんでした。


このようにクリ編さんのコメントに感動を覚えた僕は、

感謝の意を込めて、

クリ編さんあてに長文の返信を書きました。


それから半年ほどたった2011年10月8日のことです。

今度ははいどと名のる方から、

次のようなコメントが寄せられました。


ベストバイクで検索してたどり着きました。 懐かしい雑誌ばかりで 頭の中が80年代にスリップしてしましました。 ヤングマシンが無いのがちょっぴり寂しいです。


その時は、

はいどさんが、

どのような人物なのかわからなかったのですが、

僕は、思いをこめた長文の返信をさしあげました。


すると、

その2日後の2011年10月10日

再びそのはいどさんから、

コメントが届いたのです。


それを読んだ僕は、

驚きを隠せませんでした。


お返事ありがとうございます。 先日クリ編の訃報を耳にして かつて描かせて頂いた『クリ編』を 追悼記事用に描かせていただくことになりました。 改めて描くとなると手元に資料が無く 記憶だけでは不安で クリ編の画像を探していてたどり着きました。 残念ながら画像はネットではみつかりませんでしたが こちらでクリ編ご本人のコメントを拝見する事ができて 嬉しかったです。 と同時につい涙も出てしまいました。 旅人さんのクリ編への優しいコメントも なぜだか嬉しくなってしまいました。 また一人お世話になった方が 遠くに行ってしまい寂しいかぎりです。 湿っぽい話になってしまいすみません。





・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


クリ編さんが亡くなられた ・ ・ ・ ・






信じられませんでした。

半年前にコメントを寄せてくださった時は、

お元気そうだと思っていたのに・ ・ ・

ショックでした。


その後の、

はいどさんとのコメントのやりとりを通して、

彼がバイク雑誌にイラストを書いている方だとわかり、

同時に、

かつて読んだバイク雑誌に、

彼の名を見た記憶がよみがえってきました。


はいどさん て、

あの はいどさん だったんだ!!

高樹はいどさん!

当時のバイク乗りなら知らない人のいない、

有名なイラストレーター!!

ああ、

またしても、

なんという不思議な運命のめぐり合わせか!!

クリ編さん と長年のつきあいのある、

はいどさん が、

偶然、僕のブログを目にされるとは!!

しかも、

クリ編さん の死という、

残念だけど重要な情報をもたらしてくれるとは!!

これが縁というものなのでしょうか。

一連の不思議なめぐり合わせに、

僕の心には、

これは単なる偶然ではなく、

あらかじめ定められた、

必然なのではないかという思いさえ、

浮かんできたのでした。



高樹はいどさんから得た情報により、

僕は、クリ編さんのコメントに込められているように思われた、

“熱い思い”の謎が解けたような気がしました。


クリ編さんが僕のブログにコメントをされ、

その半年後に、

はいどさんから、

クリ編さんの死を知らされることになったわけですが、

クリ編さんがその半年間のいつ頃、

どのようにして亡くなられたのかは、

まったくわかりません。

そのため、

これからお話することは、

まったくの憶測に過ぎないのですが、

クリ編さん は病気で亡くなられ、

僕のブログにコメントされた時には、

すでにお身体の具合が、

相当お悪かったのではないかと思うのです。

それだからこそ、

こんな僕の拙い記事にも、

あれほど感動していただけたのではないかと。

すなわち、

重い病に冒されたクリ編さんは、

たまたま目にした僕のブログ記事によって、

自らがかつて為しとげた立派な仕事を思い出し、

ご自分の人生に満足するとともに、

紆余曲折ある人の一生というものに、

限りないロマンを感じて、

熱い思いを抱かれたのではないかと思うのです。

もしそうなら、

ひとりの方の人生の終末にあたって、

大きな喜びと満足を得るための材料を提供できたことに、

僕は誇りを感じます。



クリ編さん、

かってな想像をしてすいません。



以上が僕のまったくの妄想に過ぎなかったとしても、

事実とはまるで違っていても、

少なくとも、

自分の書いたブログ記事が、

ひとりの方を感動させ、

喜びを感じていただけたことだけは確かなので、

それだけでも僕は満足です。

こんな最低最悪の人生を歩む僕でも、

他人様の役に立つことができたんだと思うと、

自分が無駄に生きてきたわけではないと思えて、

救われた気持ちになります。


            *        *        *

近頃の雑誌を見ると、

バイク誌に限らず大方の雑誌が、

グラビアばかりで、

読むべき記事がほとんどありません。

すなわち、内容がほとんどない。

こんなものを作るなら、

編集者もライターも必要なさそうな感じです。

その点、昔の雑誌には記事がたくさん載っていて、

編集者と読者の熱い思いがこもっていました。

編集者と読者、

読者と読者の間に濃厚な関係性があり、

活発なコミュニケーションが展開されていました。


おそらく今時の雑誌作りは、

モノには興味があるけど人には興味がなく、

コミュニケーションが苦手な現代人に合わせるかたちで、

行われているのでしょう。


技術やモノが社会や人心を支配する一方、

人間が人間に関心を失い、

人と人とが疎遠になってゆく。

どうやら技術の進歩は、

人間に人間的な面での劣化という、

代償を強いているようです。

しかしながら、

これは時代の流れというより、

それを超えた、

自然の摂理なのかもしれません。


ちなみに、

ブログやSNS、ツイッター等、

ネットでの交流には、

僕は人間味を感じることができません。


こんな時代なのだから、

最も人間くさい乗り物であるオートバイが、

すたれてゆくのはやむをえないことなのでしょう。


            *        *        *

ここ数年来、

AKB48というグループが大ブームになっています。

おそらく日本の芸能史上でも過去に例のない、

空前のブームと言っていいのではないでしょうか。


それで、

彼女たちのどこにそれほどの魅力があるのかと、

僕なりに考えてみたところ、

それは彼女たちのアナログ的なところ、

すなわち人間くささに、

その要因があるのではないかと思い至りました。


AKB48は、

50代半ばの秋元康氏がプロデュースするグループです。

パソコンや携帯やテレビゲームが普及する以前に、

青春時代をおくったこの年代の方々は、

心の内に多くのアナログ的要素を保持しているものと思われます。

AKB48の歌う楽曲は、

そのすべてが、

このようにアナログ的感覚をもった秋元氏によって、

作詞されているのです。

現に、

インディーズデビュー曲の「桜の花びらたち」にしても、

メジャーデビュー曲の「会いたかった」にしても、

人生の節目における人間の微妙な心の機微や、

一途な恋の情熱を歌った、

とてもピュアで人間くさい曲でした。


どちらかというと、

時代を逆戻りしたかのようなこれらの曲たち。

さらに、

ひとりひとりが自らの思いを互いに激しくぶつけ合いながら、

全体として美しく調和している、

AKB48という、

なんとも人間くさいグループ。

これほどアナログ的なものが、

時代を席巻しているというのは、

僕が思うに、

世の中や人間が次第にデジタル化し、

無味無臭になってゆく中で、

人間自身の本能が、

強烈にそれに反発しているということなのではないでしょうか。

やはり人間は機械にはなりたくないのだと思います。


十代の女の子たちが、

十代の心情を歌う楽曲が多いAKB48に、

中高年のファンが多いのもうなづけるところです。

なにしろ彼女たちの歌の中では、

時代を超えた、

永遠の青春像が輝きを放っているのですから。

そしてそれは、

単にノスタルジックなだけでなく、

生きる勇気と、

未来への希望をももたらしてくれるのですから。


それに、

概して、

中高年の方が、

“誰々推し”とか、

メンバー個人に対する思い入れの強い若年層に較べて、

純粋に、

グループそのものや、

歌そのものを愛する傾向が強いと思われますので、

それだけAKB48の真価を、

よく理解できているのではないかと思います。



そのAKB48が、

このたび初めて、

秋元康氏以外の方が作詞した楽曲を歌いました。

オカピーこと岡田寿也氏が作詞・作曲した、

「永遠より続くように」がそれです。

この曲は、詞もメロディーもともに素晴らしいのですが、

特にその詞は、

メーテルリンクの「青い鳥」のように、

僕たちに幸福の原点を示してくれているようで、

心惹かれるものがあります。

画像

       テレビ番組で「永遠より続くように」を歌うメンバーたち。


★★★「永遠より続くように」の歌詞★★★
             作詞・作曲 岡田寿也

繰り返す毎日にうんざりしてたあの頃

常に新しい刺激求めてさ迷い歩いた

どんな夢もいつだってこの手に出来る

自信に満ちた思いが僕の全てだった けれど

人の波に流れ流され生きてゆく度に

数えきれないほどの生きざまに出会い

自分なりの幸せの意味作り上げてゆく

そしてやっと辿り着いた夢物語より大切な事

ありふれた毎日が今の僕の宝物さ

穏やかに流れてゆく日々が幸せの全てだよ

ずっとずっとこのままが永遠より続くように

流れ星に願いを込めるよ

いつまでも流れゆくまま






            *        *        *

さて、

再びコメントの話です。


以前にもブログで紹介したことがあるのですが、

僕がブログを始めて、

最初にいただいたコメントであり、

最も素晴らしいと思っているコメントは、

2007年11月23日に、

ブログ「暗夜行路」に、

さんという方から寄せられた、

次のコメントです。



はじめまして。

通りかかったものです。

小さい頃によく読んだ 冒険小説のようで、

とてもワクワクしてしまいました。

また読ませてくださいね。




なんて優しいんだろう。

そして、

なんて気が利いてるんだろう。

簡潔で思いやりにあふれていて、

しかも、才気を感じさせる。

花さんのコメントは、

僕のブログとか関係なく、

純粋に、

ブログの世界における、

理想のコメントだと思います。


いつかお目にかかって、

お礼を言いたい。





花さん、クリ編さん、はいどさん、

本当にありがとう!



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
昔の雑誌を探してましたら、こちらにきました。
クリ編。懐かしい。懐かしくて、記事を読み進めて、涙。涙。涙。
ああ、クリ編さん.
あわてて、万ちゃんは? 検索してしまいました
そうか、30年経っているのか。
様々なことが思い出され、こみ上げ、また涙。年を取ったな。皆様ご自愛してください。

いま
2016/12/05 21:14
いまさん

お返事が遅れて申しわけありません。

いまさんは、編集長さんと懇意にしていらっしゃったんでしょうか。
とても懐かしがられているところからみても、編集長さんのお人柄がしのばれるような気がします。
きっと、人徳のある方だったんですね。

30年前はいい時代でした。
バイクの世界も、関連雑誌の業界も、活気に満ち、希望にあふれていました。

まるで昨日のことのようです。

いまさんにとって、
この30年は、
充実した幸せな年月だったことと思います。

僕の方は、
まるっきりでしたが。
旅人
2016/12/12 02:00

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