夢と冒険とロマン

アクセスカウンタ

zoom RSS 忘れもの

<<   作成日時 : 2013/12/28 18:09   >>

トラックバック 0 / コメント 0

大切なもの、忘れていませんか?


プラトンの哲学、

ソフォクレスの悲劇やアリストファネスの喜劇など、

古代ギリシアの哲学や文学を愛してやまない旅人。


和泉式部の歌や清少納言の枕草子など、

日本の古典文学を愛する旅人。


そんな旅人は、

アニメの世界では、

NHK総合テレビで放送されている、

テレビアニメ「おじゃる丸」に心酔している。


“おじゃる丸”は、

妖精界“ヘイアンチョウ”から、

小学生、カズマの住む月光町にやってきた、

“甘えん坊でぐうたら”だが、

なぜか憎めない5才の男の子。

カズマの家にいそうろうしつつ、

ヘイアンチョウからあとを追いかけてきた“子鬼トリオ”と、

さまざまな騒動を巻き起こす。

画像

       おじゃる丸。自称、高貴でみやびなオコチャマ。

画像

       子鬼トリオ。


物語中、表向きには、

妖精は、

ヘイアンチョウからやってきたおじゃる丸たちだけ、

ということになってるけど、

実際、月光町に住むほかの住人たちも、

なんとなく怪しげだ。

どこか人間離れした雰囲気を漂わせてる。

そこが神秘的というか、

なんともいえない魅力を感じさせるんだけど。

おそらく、

彼ら全員が妖精。

月光町はヘイアンチョウと同じく妖精界。


特筆すべきは、

“この物語には悪役がいない”

ということ。

にもかかわらず、

観る者を退屈させず、

気持ちをほっこりとさせてくれる。


ストーリーに、

ちょっとした冒険的要素が、

織り交ぜられることがあり、

そんな時、僕たちは、

小さな冒険旅行を体験させてもらえる。


さらに、

時には、人間の宿命みたいなものを想起させ、

その哀切の思いを通して、

人生のなんたるかを考える、

よすがを与えてくれたりする。



総じて、

この物語が描くのは、

“善”そのものであり、

そこに存在するのは“幸せの極致”だ。

まさに、夢の世界。

天国とはこのようなものなのではないかと、

思われてくる。




古代ギリシア人の理想郷“アルカディア”も、

本質は、

このように生きとし生けるもののすべてが、

完全に調和した世界ではないだろうか。




悪しきもの、汚れしものが存在せず、

悲嘆も不安も苦悩もない世界。

あるのは喜びと、

人生をより美味にしてくれる調味料として、

最低限必要な哀感のみ。


今の世の中・・・


巷には虚栄虚飾がはびこり、

もはや誰も、

真実と嘘、美と醜の区別がつかない。

価値あるものが見過ごされ、

無価値なものがもてはやされる。


愛だ、福祉だ、人道だと、

口当たりのいいことを言ってても、

所詮現世は弱肉強食。

目に見えない階級制の中で、

社会の絆(きずな)なんて、

弱い者イジメの連鎖にすぎない。

人々は愛想笑いのかげで、

隣人の没落を願ってる。


その点、月光町には、

悪意も敵意も格差もない。

そこは、

優しさに満ちた別世界。

人々は疑心を抱くことなく、

それが当たり前であるかのように、

互いに信頼しあって暮らしてる。


おじゃる丸の物語は、

人間本来のあり方を、

もっともピュアなかたちで、

僕たちに示してくれているのだ。


・・・憧れるよ

月光町に住みたいもんだ




以上のように、

このアニメは、

内容的にきわめて優れているのであるが、

それだけでなく、

技術的な面でも傑出している。

キャラ設定の巧みさ、

その表情の豊かさ、動きの自然さ。

さらに、

背景も含めた絵そのものの美しさ等々、

どの視点から観ても完璧で、

非の打ち所がない。

この作品に対する、

作者の思い入れは相当なものだと聞くし、

納得いく作品を作るため、

お金や時間や手間ヒマを、

惜しまずつぎ込んでいるものと思われる。

よい意味で、

本当にぜいたくな作品だ。

スポンサーの意向や視聴率を気にせず、

良心と高い見識にしたがっての、

番組製作が可能な、

NHKならではだろう。




それにしても、

このような優美かつ深遠なる世界を、

気負うことなく、

“無理なく、自然に、さりげなく”描き出せる、

スタッフ一同の力量はすごいと思う。






さて、

そんな「おじゃる丸」の舞台、月光町には、

満願神社という小さな社がある。

貧乏神のビンちゃんが住みついているため、

賽銭も満足に集まらず、

いつもオンボロだけど、

物質的豊かさ以外の、

何か人間にとって、

“本質的に大事なもの”を感じさせてくれる、

不思議な空間だ。

画像

       満願神社。

画像

       貧乏神のビンちゃん。繕い物で生計を立ててる。


その満願神社には、

“忘れもの保管庫”なるものがあって、

文字通り、

神社に来た人が忘れていったものを、

大切に保管してある。

画像

       忘れもの保管庫の内部。


たくさんの忘れものがある中で、

ひときわ異彩を放つのが、

フワフワと浮かぶいくつものボールのようなもの。

画像



ビンちゃんによると、

これらの玉は、

満願神社にお参りに来た人たちが、

境内に忘れていった“心の一部”であるという。


たとえば、

赤い玉 は、“あの頃のときめき”。すなわち、初心

画像



青い玉 は、“子供の頃になくした、何か大切なもの”

画像



緑色の玉 は、“青春の思い出”

画像



その他、

黄色い玉 は、“感謝の気持ち”

オレンジ色の玉 は、“あの頃の純真な心”

ピンクの玉 は、“素直な気持ち”


・・・等々


ビンちゃんは、

“最近、このような忘れものが多い”

と嘆く。

画像

       嘆くビンちゃん。


そういえば、

僕も忘れものをしてる。


赤い玉を・・・


自分でもわかってるんだ。


オートバイに乗り始めた頃の、

“心のトキメキ”“熱い思い”を、

今ではすっかり忘れてる。


30年近く前に、

「レディスバイク」という雑誌で、

当時のあるGPレーサーが言ってたっけ。


“もし、オートバイに飽きてきたなら、

乗り始めた頃の気持ちを思い出してみて”



若かった僕は、

その言葉を聞いて、

“なるほど”

と納得したもんだった。


しかし、

年を重ねた今、

僕は思う。


“そんなの無理だよ

人生に疲れちゃってるし、

未来も希望もないから、

気持ちがしぼんじゃって、

なんの意欲も湧いてこないんだから”



さしずめ、

僕の赤い玉は、

満願神社に永久保存だな。(笑)


でも、

みんな、

なにかしら忘れものをしてるんじゃないのかな。

AKBにしたって初心を忘れてるようだし。



ところで、

もうすぐ正月。

たくさんの人が初詣に行くんだろうね。

みんな何を願うのかな。

家内安全?

健康長寿?


長寿ねぇ・・・


どうなのかなぁ。


僕に関して言えば、

これまでの人生、

まったくいいことなかったし、

たとえあと100年生きたって、

イヤなことばかりで、

いいことなんてひとつもないと思ってる。


だから、

長く生きれば生きるほど損。


まあ、

先に希望がもてる人は、

長生きしてもいいと思うけど。

僕の場合はね・・・ (^_ -) -☆


ただ、

寿命があるうちは、

生きなければならないと思ってる。

どんなに苦しくても。

それが自らに課せられた使命だと。



わが道を進まなきゃね。

それが茨の道でも。

画像

       大垂水峠にて。


時々、休息をとりながら。



寒い中を走ったあとでの、

ささやかな楽しみ。



★ミルクココア

画像



★ほっとレモン


温かいレモン飲料はどうかと思ったけど、

で、

思ったとおりかなり酸っぱかったけど、

でも、

おいしかった! d (=^▽^=)

画像



★おしるこ


うまく缶から出てこなくて、

“あずきの粒を全部は食べられない”

という難がある。


缶を振ったりたたいたりして、

なんとか出そうとするんだけど、

どうしても、

最後の数粒が出てこないんだよね。


まだ残ってるのにぃ〜 クソーッ! (`д ´メ) ←セコい旅人

画像



あいかわらずの旅人です。 ε= (´д `)



では、みなさん、

よいお年を!



にほんブログ村 その他ブログへ
にほんブログ村



                                        Copyright

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
忘れもの 夢と冒険とロマン/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる