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zoom RSS NSRのひとりごと

<<   作成日時 : 2014/03/27 19:06   >>

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NSR、思いのたけを語る。


カミナリのようなエンジン音

もうもうたるチャンバーからの煙

香ばしいオイルの焼ける匂い


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       1993年当時のオレと旅人。

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       同上。チャンバーからの煙、これぞ2スト!!


オレの名は、

“1990年式ホンダNSR250R”。

オートバイの黄金時代に生まれた、

2ストの暴れん坊だ。


オレたちオートバイは、

当時、

高邁で独立不羈の精神の象徴だった。


ライダーたちもカッコよかった。

その多くが、

俗世間に背を向けたアウトサイダーで、

自らのポリシーにしたがって、

独り、我が道を行く一匹狼だった。


理想に燃え、

他人がなんと言おうと、

自らの信念を貫き、

夢に向かって邁進してた。




〽傷つくこと 怖れはしない

何があっても ひるまずに

自分の夢を 探しにゆく〜♪
 (AKB48「ファースト・ラビット」より)



てな感じ。



ま、

オレのオーナーだった、

“旅人”を除いての話だけど。


ヤツは超ヘタレだったな。

偶然出会った、

見知らぬ若い女性ライダーに、

メッチャ叱られて、

走り屋をやめたっていう、

伝説のヘッポコライダーよ。


そのおかげで、

今日まで生きながらえて、

いい年して、

こんなくだらないブログを、

書いてるってわけだけどね。



*女性ライダーに叱られた件については、下記、ブログ「春風と天使(その1
 〜4)」を参照。


春風と天使・・・その1、初心者ライダーから走り屋へ
春風と天使・・・その2、峠の楽しみ〜女性ライダーとの出会い
春風と天使・・・その3、彼女の発した驚きの言葉
春風と天使・・・その4、彼女の秘密〜そして大団円へ



それにしても、

最近のオートバイは大変だな。

エコや、その他大人の事情で、

すっかり牙(きば)を抜かれちまってる。


あれじゃ、

プライドもなにも、

あったもんじゃないな。


ライダーにしたって、

昔とはかなり違うんじゃないの?


なにしろ、今のご時世、

人間は、

アニメやゲームやSNSに、

毒され、去勢されて、

自我の目覚めも経験できずに、

精神は子供のまま、

年齢だけ大人になっちゃうヤツが多いって聞く。


で、

そういうヤツは、

無知ゆえの自信のなさから、

孤独の恐怖にさいなまれ、

ネットなどで、

やたら他人とつながりたがる。

内向的で、

人とのコミュニケーションが苦手なので、

リアルでのつき合いは、

むずかしいようだ。


あげくのはては、

ネット依存が昂じて、

地下深く潜行してしまい、

劣等感に苦しめられつつ、

健全な人間への嫉妬から、

“不器用ながらも、

真面目にガンバッテる者たち”


の足を引っぱり、

日頃のうっぷんをはらしたりしてる。


そういう風潮の時代だから、

今時のライダーには、

あまり期待できないような気がする。

そんなのは、

ごく一部の人間なのかもしれないけど。


でも、

思えば昔のライダーにも、

ろくでなしはいっぱいいたよな。

いつの時代にも、

ちゃんとした人間と、

そうでない人間はいる。

だから、

現在の風潮だけで、

ライダーの質を判断するのは、

間違いなのかもしれない。


いろいろ言ってきたけど、

今時のオートバイにしたって、

各メーカーが、

厳しい条件のなか、

ユーザーに対し、

少しでもよいものを提供しようと、

血のにじむような努力をかさねて、

開発してきたものなんだろう。


一方、

今時のライダーはといえば、

ぜいたくを言わず、

与えられたものに満足し、

前向きにバイクライフを楽しんでる。

精神的に、

大人なんだなと思う。


ホント、

まるで悟りを開いたかのように、

温和で従順な若者たちを見てると、

いい年してトンがってる“旅人”が、

子供に見えてくるよ。

ライダーも、それ以外の人たちも、

今の若い世代は人間ができてる。

まさに、優等生ぞろい!


恵まれた時代に、

恵まれた環境のなかで、

オートバイを楽しむことのできた、

“旅人”のような苦労知らずは、

今時のライダーたちの、

無欲で我慢強い生き方を、

見習わなければならないのかもしれない。




ただ、

今後のオートバイ世界を思うと、

そこに、

かつてのような華やかさを取り戻すのは、

もはや無理なような気がする。

淋しい話だが、

これが現実であり、

これが時代の流れなんだろう。


どんなに懐かしがっても、

昔には戻れない。

栄光の時は、

二度と戻ってこない。

時代を逆行することはできない。



だから・・・



オレみたいな老兵は去るのみ。

もうすぐ、

パーツもなくなるだろうしね。


しかし、

引退はしても、

栄光の時代を走り抜けてきた、

自負と誇りを胸に、

これからも、

現役で活躍するオートバイたちを、

見守っていくつもりだ。



ということで、

今は、

後ろをふり返らず、

“前しか向かねえ”

の気構えが大事なんだと思う。


二輪世界は、

新たなる時代を迎え、

今までとはまったく違った楽しみ方を、

僕たちに示してくれるのかもしれない。


おそらく将来は、

二輪も四輪も、

すべて電動になるんだろう。

オートバイについては、

電動なんて想像したくもないけど、

四輪については、

それほど抵抗ないし、

二輪でも、スクーターなら、

いけそうな気がする。

未来の自動二輪の主役は、

電動スクーターが担うことになるのかも。

それもまたよしだ。


2ストオートバイよし、

電動スクーターまたよし。

これすべて、

時代の求めるところ。




しかし、

“旅人”は、

そうはいかないみたい。

ガソリンエンジンじゃなきゃダメなんだと。

オレみたいな2ストが好きなんだと。

それで、

峠をカッ飛びたいんだとさ。

ビビリでヘタレのくせに。(笑)


まるでガキみたいだ。


でも、

オレとしては、

ちょっぴりうれしいかも。


あいつはガンコだから、

一生、変わんないな。




ところで、

“旅人”の魂は、

肉体から抜け出して、

いまだに大垂水峠を、

さまよってるらしい。

二度と行かないと、

宣言したのに。




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       冒頭の写真と同じく、1993年当時のオレと旅人。

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       オレの顔に貼られた、手作りの“大垂水”ステッカー。

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       大垂水峠(おおだるみとうげ)。2010年撮影。


            *        *        *


ビビリ?!

ヘタレ?!


オイオイ、

言ってくれるじゃないかNSRよ。


ま、

本当のことだし、

僕の思いを適格に代弁してくれてるから、

よしとするか。




NSRの言うとおり、

僕はガンコ者だ。

だから、

どんなに厳しい逆風にさらされても、

自分が善いと信じたこと、

価値があると認めたことは、

絶対に譲らない。




旅人は、

たとえ1人になっても、

熱い思いのおもむくままに、

この先も、

真実の道を走り続けるだろう。

胸にロマンを秘めながら。




気持ち、気持ち

(^_-) -☆






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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは、峠 自身も良く行きました。
またあの時の様にバイク復帰したいな〜と。
山女魚
2014/04/13 21:14
山女魚さん

早くオートバイに乗れる日がくるといいですね。

でも、
オートバイに対し、
常に熱い思いを抱き続ける山女魚さんは、
僕からみれば、
今でも立派な現役ライダーです。
旅人
2014/04/13 23:57
ご無沙汰しています。そうですね、あの頃の様にはならないですね。電動の時代が来るのも何かどうかと思いもしますね〜!
大事にしていたVが昨年夏に壊れまして、今はCBに乗ってます。
闘病の合間に、峠や海辺を走っています。
NSRの独り言、バイク側からの記事に旅人さんらしさを感じました。
アレックス
2014/04/21 17:33
アレックスさん、お久しぶりです。

2007年に知り合って以来、いろんなことがありましたね。
お互いつらいことも多かったと思います。

そんななか、環境の変化に柔軟に対応し、しなやかに、自分らしさを見失わずに生きるアレックスさんは、本当に立派です。

ところで、
アレックスさんの力の源って、秘密基地にあるんでしょうか?
もしそうなら、
いつか僕も、秘密基地におじゃまして、消耗しきった心のバッテリーを充電させてもらいたいです。

CB!
いい響きですね。
胸がキュンとなります。
アレックスさんにお似合いのバイクだと思います。

追伸
この冬の大雪にはまいりました。雪国の方々のご苦労のほどが、身にしみてわかりました。
旅人
2014/04/22 00:27
今はボルドールに乗っています。
刀、Vと乗り継いで来ましたが21世紀のバイクは初めて乗ってバイクの進化に正直驚きました(^-^;
私は正直、とても弱くだらしのない人間だと思いますが、秘密基地での時間はとてもかけがえの無い時間で元気が出ます。一度旅人さんも、是非来てください。女房が、病に倒れ何かと大変ですが、頑張ってます。
逆にこっちは、雪が少なく楽な冬でした。大変でしたね。春になったので走りましょう!道が有る限り!
アレックス
2014/04/22 06:50
アレックスさん

ボルドールのことはよくわかりませんが、刀やV−maxに乗っていたアレックスさんがよいバイクだと言うなら、本当によいバイクなんでしょうね。
もっとも、アレックスさんのような腕のいい人は、乗るバイクを選ばないのかもしれませんが。

雪、ホントにひどかったです。
東京の奥多摩地域では、多くの集落が孤立してしまいました。ところが、東京都には除雪車が2台しかないんです。なので、もし新潟から除雪隊の人たちが来てくれなかったら、大変なことになっていたでしょう。今回のことで、あらためて新潟の人の人情の深さを実感しました。ただただ、感謝です。

新潟には、まだ一度も行ったことがないんですが、妙高山や日本海を見てみたいです。

美人多いし、
食べ物おいしいし、
人情あるし、
秘密基地という素敵な場所もあるし・・・

新潟には魅力的なところがいっぱい。

ぜひ、行ってみたいですね。 (=^▽^=)
旅人
2014/04/22 21:31

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