夢と冒険とロマン

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<<   作成日時 : 2016/03/23 02:48   >>

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僕は、

2008年10月にライダーに復帰した際、

必要なもの一式を、

ナップス世田谷店でそろえた。


ナップス世田谷店は、

敷地が広く、

屋外にベンチがあったり、

休日には、

軽食の店が出店したりするので、

特に、何か買う予定がなくても、

退屈しのぎに、

よく行く場所だった。


用事のない休日には、

ここで、

大好きなバイクに囲まれながら、

まったりとした時を過ごしたし、

たくさんのライダーと、

バイク談義に花を咲かせたりもした。


なつかしいバイクを見つけ、

感動のあまり、

泣きたいような気持ちに、

なったこともあった。


僕は、

そういった体験を、

しばしばブログに記したのだった。


しかし、

そのブログで公開するという行為が、

その後、

僕を、この場所から遠ざけることとなった。


“自分のブログを読んでくれてる人が、

その場にいるのではないか”



との思いから、

恥ずかしくて、

行きづらくなってしまったのだ。


そのため、

ここ数年、

ナップス世田谷店には行ってなかった。


しかし、

今年になってから、

少し考えが変わり、

ちょっとぐらいならいいだろうと思って、

再び行くようになった。


運勢がますます落ち込んで、

つらいことばかりで、

精神的にめいってたんで、

今より多少はましだった頃、

そこに通って、

気持ちをなごませていた場所が、

恋しくなったのだ。


それでも、

そこにとどまるつもりはなかった。

バイクで表側から入って、

走りながら雰囲気を味わい、

そのまま、

裏側から抜けるという行為を、

毎週のように繰り返してた。





ということなんだけど、

この日、

バイクで出かけた僕は、

ナップスに立ち寄るかどうか迷ってた。

通り抜けるという行為にも、

そろそろ飽きてきてたんで。


それで、

迷ったすえ、

今回は立ち寄らないことに決めたのだった。


しかし、

いざ、店の近くまで来ると、

急に、

“入りたい”

という気持ちが起きてきた。


僕は、

何者かに導かれるように、

ナップスの敷地に入ったのだった。


いつものように、

駐輪場を抜けて、

裏側の出入り口に向う。


すると、

制服を着た警備員に制止された。


彼は、

駐輪するのかどうか聞いてきた。


“素通り”っていうのも体裁が悪い。


しかたなく、

首をたてにふると、

妙な場所に案内された。

そこは四輪が駐車する場所。

どうやら、

駐輪場は満杯のようだった。

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     四輪の駐車場所に停めた。


駐輪場が満杯なのは驚きだったが、

それより、

ここに警備員がいるってことに、

まず驚かされた。


何事が起こった?

何十回も来てるけど、

こんなの初めて。


というわけで、

何人もの警備員が見守る中、

敷地内をふらつくだけっていうのも、

カッコ悪いので、

一応、店舗の中に入ってみることにした。


何年ぶりだろう。

本当に久しぶり。


前述のような理由で、

ここには来れなかったんで、

ここ何年か、

バイク用品は、

三鷹のナップスで買ってたんで。



階段を2階に上がっていくと、

上がりきった正面に、

1枚の貼り紙が見えた。


そこに、

目立つよう赤地に白抜きで書かれてたのは、


“閉店”という2文字!

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ええーーーーッ!! (°Д °)



3月27日で閉店するというのだ。


なんてこった・・・

さびしさがこみ上げてくる。



だが、

それはすぐに、

“やっぱりな”という、

あきらめの気持ちに変わった。

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実は、

僕は、以前から、

バイク不況のおり、

この店のことを気にかけてたのだ。

時々、頭に浮かべては、

不安な思いで、

“いつまでもってくれるかな”

などと、

心の中でつぶやいていた。


しかし、

ついにその恐れてたことが、

現実になってしまった・・・



僕は、

今時のバイクは好きじゃないけど、

今時のバイク用品は素晴らしいと思ってる。

絶賛してる!

それだけに、

現在のバイク用品業界の苦境には、

心を痛めてるのだ。

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     入口にも“閉店”の文字が。全然気がつかなかった。


ナップス世田谷店。

ここ数年、来てなかったけど、

心の中には、

いつもこの場所があった。

つらい時、

そこであったことを思い出し、

その存在を思い浮かべるだけで、

気持ちがやすらいだ。

僕にとって、

ここは最後の砦であり、

憩いのひとときを過ごさせてくれる、

オアシスみたいな存在だった。

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     とりあえず何か買わなきゃと、ステッカーを購入。

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     自販機であずきの飲料を買って飲んだ。


となりのバイクを見ると、

ヤマハの2スト。


すごくカッコよくて、

見た瞬間、

胸がときめいた。


でも、

ウインカーとか着いてない。

サーキット仕様?

よくこれで公道を走ってきたな。

強者(つわもの)だ。

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なつかしい! 涙

ホンダのVT250。

僕がバイクに乗り始めた頃、

大人気だったんだ。

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思い出のいっぱいつまった、

ナップス世田谷店の建物。

いろんな角度から、

カメラにおさめた。

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僕は、

また一つ居場所を失った。

マイナスだけの人生。


なんで引き算だけなんだよッ! 涙






まあ、

何者かに導かれるような感じで、

閉店する前に来られたのが、

せめてものなぐさめだった。


警備員とかいなかったら、

建物の中には入らなかったろうから、

閉店の貼り紙を、

目にすることもなかったろうし。


閉店を知らないまま、

何ヵ月後かに訪れて、

“さら地”になってるのを見たら、

そのショックたるや、

はかり知れないものがあるだろう。

考えただけでも、ゾッとする。



            *        *        *


僕は、

このナップス世田谷店を舞台としたブログを、

いくつも書いてるのだが、

それらのブログは、

概して人気が高い。


ここを舞台としたブログ、「チェーンの錆び落とし♪」は、

僕のブログの中で閲覧数がトップだし、

同じく、「赤いNinja250R」は、

2位に位置しており、

閲覧数は、ともに1万を超えてる。



ここで、

この二つのブログで使用した、

ナップス世田谷店で撮影した写真を、

何枚か紹介しよう。


ブログは二つとも、

2009年に書いたもので、

まだ、7年しかたってないんだけど、

当時の写真を見ると、

なつかし過ぎて、

悲しい気持ちになってくる。



●チェーンの錆び落とし♪(2009年7月)


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     ブログの冒頭部分。

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       当時の僕。

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       メッチャうまかった出店のカレー。

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       食後のデザートはフランクフルト。笑

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       自販機の清涼飲料は必ず飲んだ。


インドネシア人(バリ島)の若い男性と、

意気投合して、

何時間もバイクの話をした。

彼は、日本人以上に、

80〜90年代の日本のバイクにくわしくて、

根っからのバイク好きだった。


改造しまくりの彼のバイクは、

異様な姿をしていて、

まったく原形をとどめてなかった。

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       インドネシア人男性のバイク。



●赤いNinja250R(2009年3月)


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     ブログの冒頭部分。


駐輪場に愛車を停めて、

ふと、となりを見ると、

そこに、

赤いNinja250Rがあった。


僕のライムグリーンと、

となりの赤。

2台並んでる様子が、

なんか絵になる。

うっとりと見入っちゃう。

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僕が愛車のところに戻って、

帰る準備をしてると、

となりの赤いNinjaの持ち主も戻ってきて、

同じように帰る準備を始めた。


見ると若い女性で、

スポーツウーマンタイプの素敵な人だった。


僕はそのことを、

この「赤いNinja250R」に書いた。

すると、

しばらくして、

“くろこ”という女性からコメントが寄せられた。


それを読んでびっくり!


なんと、

あの時の赤いNinjaの持ち主だという。

ネットでNinjaを検索してて、

偶然、僕のブログにたどり着いたんだそうだ。


こんなこともあるんだ。

世間て広いようで狭いね。

逆に言うと、

ネットで公開したものは、

誰に見られてるかわからないってことだな。


彼女もブログをやってて、

アドレスを教えてくれたんで、

僕は、

彼女とブログを通じて交流するようになった。


しかし、

その彼女のブログ、「くろこのカー&バイク&バイシクルライフ」も、

2013年の4月を最後に、

この3年間、更新が途絶えてる。

無事でいてくれればいいんだけど。





“2009年!!”


まだ、AKBもブレイクしてなくて、

今では大ファンの僕も含めて、

ほとんどの日本人が、

彼女たちの存在を知らなかった時代だ。

そう考えると、

ずいぶん昔のような気もする。


当時、僕は、

母を亡くしてから半年ちょっとで、

大切な人を失ったことのショックから、

まだ、完全には立ち直れていなかった。

さらに、

激しい腰痛に悩まされるなど、

体調不良にも苦しんでた。


しかし、

その一方では、

ひとりぼっちで、

生きていかなければならなくなった、

自らの人生を、

亡き両親の恩に報いるためにも、

充実したものにして、

相続した家やお墓をしっかりと守りつつ、

前向きに生きていきたいという、

そんな思いもあった。


数ヵ月前に、

ライダーに復帰してたので、

バイクを降りる以前のように、

海や山にツーリングして、

第二の“夢と冒険とロマン”の時代を、

築いていこうという、

熱い思いも抱いてた。


ブログで知り合った人たちが、

やさしい励ましの言葉で、

そんな僕の背中を押してくれた。



でも、

現実は厳しかった。

運命の神は、

想像以上に意地が悪かった。


状況は、

年を追うごとに悪化するばかり。

この7年間、

さまざまな身体の異常や衰えに、

悩まされ続けてきた。

悪いことが起こるたびに、

心身のエネルギーが失われていき、

好きなことをする気力も体力も、

なくなっていった。


大好きだった古典も、

読む気がしなくなったし、

バイクも、

仙骨周辺を傷めてからは、

エンジンの調子を維持するために、

義務として乗るだけ。(乗ればそれなりに楽しいんだけど)


唯一の楽しみとなった、

“テレビでAKBを見ること”

についても、

最近、

以前ほど気持が盛り上がらなくなったように、

感じてる。


2009年当時も、

僕の状況は、

決してよいわけではなかったけど、

それでも、

未来に淡い期待を抱いてる側面もあった。


それが、

いざ、ふたをあけてみれば、

待ってたのは、

谷底に一直線にころがり落ちるような、

悲惨な人生。


生まれて以来の不遇だった人生を思うと、

悪いことが起こるのは予測できたし、

覚悟もしてたけど、

これほどとは思わなかった。

想像をはるかに超えてた。


なかでも、

一番こたえたのが、

よいことがまったくゼロっていうこと。

このことは、

希望も、未来も、

それどころか、

まともに生きる気力さえ、

奪っていった。



ということで、

今、

僕が一番悩んでるのは足の裏の痛み。

ネットで調べてみたけど、

該当する病気が見つからない。

一番近いのは、

「足底筋膜炎」という病気。

この病気に関しても、

既往症の「仙骨骨液包炎症」と同様、

治療法がないみたいだ。


僕は今、

歩けなくなる恐怖と闘ってる。



            *        *        *


久し“ぶり”にナップスに行ったから、

今日のおかずは“ブリ”なんちゃって・・・ (;´▽`A



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
僕は、以前から、

バイク不況のおり、

この店のことを気にかけてたのだ。

張り紙を良く読んで
不況は関係ないから
せたがや
2016/03/23 23:42
せたがやさん

自分、もちろん、貼り紙は読んでます。
読んだうえで、自らの思いや考えに基づいて、
このような記事を書きました。

ご意見ありがとうございます。
旅人
2016/03/25 00:05

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